雑感・レヴュ集
メタセコイア
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イヴェント名 | 記述者 | 記述日 |
大琳派展―継承と変奏― | 唸るバクテリア | 2008/11/15 |
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チケット買ってから30分待ち(苦笑)萎えまくりすてぃ。
でも、中は広いというかそもそも展示物が大きいから、思いのほか見やすかったり。
ちょうどフェルメール展を見てたわけだから、脳内で比較しながら見たりしてたんだけど、襖はともかく、屏風や扇子蒔絵も立体なわけじゃん。
フェルメールが陰影で立体感というか奥行きを表現してたのに対し、そもそもスタート時点で奥行きが存在してるってなんかスゲェなぁと。
あとね、フェルメールのキモは赤だと思ってたら、わりに青が重要なんだなぁ(一般論と逆の理解をしていた人)(でも、フェルメールは赤のが鮮やか)とか。で、モチ「風神・雷神」はじめ、緑 means 青なわけじゃん。古語としては。
なんかそこら辺が似てるというかなんというかだなぁとか。
でまぁ、「風神・雷神」の屏風4面中2面にしかキャラを描かず、もう2枚は雲とか指とかそんな端っぽいとこだけしか描いてなくて、なんつーか、いかにも日本っぽいなぁとか。あるいは粋。
あまつさえサインだけの屏風とか。
それとこのタッチで地獄絵描いてくれたらたまらんなぁとか思ったら、「白象図・唐獅子図杉戸」と「唐獅子図・波に犀図杉戸」ですよ!
杉がだいぶ赤く変色しちゃってて、なんだか、地獄!(ヲイ)
ちと、たまらんかった。
でもでも、一番は「小袖 白絖地梅樹下草模様」!
好いた女にあんな小袖を仕立ててやれる大人になりたいです。
ホントにもう。しみじみ見入ってしまいました。
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