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特別展「写楽」唸るバクテリア2011/05/20

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写楽展は素晴らしかったです。ちょいちょいやってるじゃん的な、臍曲がりなことは言わない!
同じ絵を2枚並べて比較して、ボロい方が重要文化財かよ!みたいなストレートなツッコミも込みで、つまり、綺麗なのは海外から持ってきたのばっかで、なぜかホノルル美術館から持ってきたのに限ってケースが豪華とか、そゆツッコミも面白かったんだけど、本当に人から評価されないと自分のことが評価できない人たちばっかなんだなぁ。日本は。といった。
前半無駄に混んでたりするんだけど、本当に写楽だけを見たいんだったら、わりとすっ飛ばしてもいい。
なぜなら、終盤に写楽のほぼすべてを展示しているから。
結局、彼の有名な三代目大谷鬼次の江戸兵衛は3枚あったぞ。
ちうかね、3枚目に遭遇した時、そもそものコンセプトのヤンチャっぷりに感動しました。
でもって、浮世絵は所詮プロマイドな版画、つまり工業製品なわけだから、同じ絵が何百枚、何千枚も刷られたんだってのが、リアリティを持って迎えられたのでした。
圧倒的短時間に一気に詰め込めるだけ詰め込むと、一気にそのジャンルを見る目がレベルアップしてることに、そのあとすぐ同じジャンルの違うなにかを見た時よくわかる。
いつもだったら1時間ぐらいで歩き終わるこの手の企画展だけど、気がつけば2時間いました。
結局震災の影響でこなかったのは1作だけみたい。
写真で存在だけが確認されているとか、カッコいいよなぁ。

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