第131回 TRIPPLE SHOT EP

U・B  >そんなわけで、今のところこれで終わりスチャダラパー
空虹桜>なんかトゲあるな。その言い方。
U・B  >なにを仰るウサギさん(※1)。来年新譜が出れば続きできますからご心配なさらず
空虹桜>でも、SMEのレーヴェルだから、CCCDかもしれないんだよねぇ。(※2
U・B  >これみたく、ミニアルバムの値段でシングル扱いだったら100%CCCD
       な。(※3
空虹桜>まぁ、ホントに新譜が出るのかどうかって問題はもちろんあるんだけど、このご時世だからや
       っぱド本命としては出しとくべきでしょみたいには思うんだよね。
U・B  >小沢君が今年アルバム出して、そろそろ80年代リバイバルブームが終焉を迎え、来年は年初か
       らボキャブラ復活※4)で、そろそろ90年代前半をリバイバルする気配が漂いだ
       してるからな。
空虹桜>ちょうど、ヘボヘボだけど「幸せであるように」とか某ラッパがカヴァしたしね。(※5
U・B  >と、全曲紹介済みのCDを紹介するから無理してお前の話につきあってみたわけだが、
       どうするつもりだ?今回。
空虹桜>いや、貴重なライヴ音源だし、テイ・トウワのアレンジ入ってるし。(※6
U・B  >ここでTTが出てくるあたりCCCD論と話が交差するので微妙にオモロイだけど、まぁいいや。1曲目
       が「トリプルショット[エクストラショット]」で微妙にアレンジ違い。
空虹桜>で、次が「More Fun-Key-Word(TowaTei Remix)」だったりして、実は元のfun-keyLPよりこっ
       ちの方が好きかも
U・B  >TTのイジリどこがアレだけどな。
空虹桜>いや、もうっポイったらポイでしょ。
U・B  >まぁな。3曲目が「トリプルショット(Original Version)」で4曲目がBonusTrack(※7)として
       「More Fun-Key-Word(towaTei Remix,Instrumental)」だったりするんだけど、表題曲がトリプル
       ショットなのはやっぱ3曲入ってるからか?
空虹桜>どうなんだろうね。結局のところ、これはあくまでついでに出したようなもんだから、今ひとつ
       向性がわかんないんだよね。アタシ的にも。ただまぁ、ヴィデオを考えるとPVかなぁと
       思うけど、なにせ映像見たこと無いから。(※8
U・B  >ふぅん・・・まぁ、そういわれるとこうやって話せる立場に無いよな気がしてくるけど、まぁいい
       や。5曲目からが梅田Heat Beatでのライヴ音源なわけで、まずは「4ch FUNK
空虹桜>原曲と全然違う気がするんだけど、やっぱ箱で聴きたいよねぇ。次の「B-BOYブン
       ガク」もそうなんだけど、ものすごく暴力的なんだよ。
U・B  >まぁ、7曲目「0718アニソロ」は暴力温泉芸者のアレンジの方が暴力的だったけどな。
空虹桜>まぁ、アレはねぇ〜しかたないんだけど。でも、そうか、ライヴはこうか。って気がスゴイする。
U・B  >「今夜はブギーバック」は宇多田のファーストライヴでゲストに出たときに唄った(※9)のと
       ちょっと似てる気がするし、ライヴだとこんな感じなんだろうな。きっと。
空虹桜>うん。基本的には小沢君パート抜きでやるんだってのがとても新鮮で驚き。あくまで
       ヴォーカルでは無いと。
U・B  >で、9曲目が「Fun-Key-Personality」ってとこで、ライヴ音源は終わり、最後は「トリプルショ
       ット(エクストラショットInstrumental)」と。
空虹桜>結局のとこさ、早く新譜を出してもらって地方にライヴに来て欲しい※10)のかもしれ
       ないなぁと思ってみたりもするんだよね。改めてこうやって聴いてみるとさ。
U・B  >たしかに、好きだ好きだってここでこうアルバム紹介やってるけど、結局ライヴで見たこと
       あるミュージシャン少ないもんな。俺たち。
空虹桜>イタイよね。体で周波数感じてないのはさ。とりあえず、360度ぐるり突き刺さるベースラ
       インとライムの中でアタシはスチャダラパーが聴きたいゾ!と。踊りたいゾ!
       と。(※11


※1 これって誰が言ったんだっけ?(痴)それはともかく、スチャダラパーに関しては冒頭のリンク先をチェックするとかウチの過去ログを漁るとかでどうぞ。なんか、「ほぼ日」のせいで、新規客層が掘り起こされそな気配ですが。
※2 さて、これはとてもわかりにくいんでよーく読んでくれよ。まず現在スチャダラパーは新しく立ち上げたSCOOLレーヴェル(厳密名はちと違う気もするがとりあえず「151617」のマークがレーヴェルの証だ)に所属している。ここから第一弾アルバムとしてロボ宙のアルバムが出た。さて、このレーヴェルはKi/oon Recordsという、まぁサブカル系音楽にはスタンダードなレコード会社に所属している。SONY時代のスチャダラパーは基本的にこのレコード会社に所属していたわけだけど、実はKi/oonって会社はSMEの一レーヴェルだったんだな(現在進行形ではないはず)そんなわけで「KSCL」なんて記号が付いてたりもするんだけど、それはともかく、現在も販売とか流通とか問い合わせ先なんかををSMEに委託してるわけだ。で、SMEは2003年4月以降アルバムにもレーベルゲートという妙なシステムを導入するらしく、それ以降に発売が延びたらCCCDだ!うわ〜ん!!って話だ。
※3 定価1995円。本文冒頭のリンク先であるオフィシャルサイトによるとこのCDはシングル扱い。まぁ、EPだしね。んで、SMEはシングルからCCCD化と。ちなみに、U・BがCDをリッピングするのは、音源を痛めたくない(回転によって物理的痛む)からです。もちろん、ドライヴを痛めたくない(ドライヴの寿命は回転数に規定される)ってのもあります。
※4 ご存じのように「タモリのスーパーボキャブラ天国」のEDで使われていたのが「今夜はブギーバック」。さういえば、今年はゼルダも出るわけで、やっぱりスチャは出すべき時期だとは思うね。一サブカル人としては。
※5 幸せであるように:今は亡きFLYING KIDSが初期に作った文字通り代表作。ちなみに、U・Bはラストアルバムの応募者特典でFINALライヴで唄われた「幸せであるように」のCDを貰った。それにしてもこの曲は歳を追うごとに味わいが増す。某ラッパについてはノーコメント。その後カヴァした曲のセレクトがまた微妙で良いのに、どうしてあんなふうにしかアレンジできないのかと思うと絶望。
※6 10年以上活動してるのにライヴアルバムというモノを出したことがないスチャダラパー。ちなみに、このCD自体はライヴヴィデオBOXに付随していたCDのカット版だったり。テイ・トウワ:反CCCD論者から徹底的に嫌われてる人の一人。いや、TTも十分パラノイアやん。とは思ったのだがそれは言わないお約束(笑)えーと、吉本に所属する国内より国外での方がウルトラ有名なテクノな人。アレンジャとしてもミュージシャンとしてもU・Bは好きだが、CCCDに関して意見はまっぷたつ(苦笑)
※7 ちょっと上の注釈で説明したように、このCDはカット版なんで、そのためBonusTrack扱い。
※8 BOXは結構な値がしたらしく、とても空虹の財布では買えなかった模様。こないだもなんかのBOXが出たけど高くて買えないと愚痴っていたよな・・・
※9 世の中ではなぜかネプチューンなんて五流のお笑い芸人が出たことばかりもてはやされて、ものすごい重要なスチャダラパー出演の事実が抜けていた。これがどれだけアタシを苛つかせたかは言わずもがなであり、サンタマリア氏が偶然FMラヂオを録音してくれなければ知り得なかっただろう。ともかく、この宇多田ヴァージョンは、きちんと生でSDP+小沢健二のパフォーマンスが演じられない限りブギーバックのベストトラックであり続けるだろう。(by 空虹桜
※10 特にたちのようにマイナミュージシャン好きだったりすると、滅多にライヴが近所でなかったりするわけで、だからこそRSRみたいなイヴェントは重要だったりもするんですが、それにしたって、北海道は恵まれてる方だよなぁ(望遠)
※11 空虹桜22行。U・B24行で、なぜか空虹が勝っちった(苦笑)微妙に会話が煮え切らないのは性質上しかたないのですよ。音源の。あと、次回からなにやるか早く決めてください?空虹まぁ、1回ぐらいはブギーバックだけで語り尽くしてみる手もアリですが。そうそう、1曲ずつ元アルバム紹介するのめんどくさいんで、ここから各自調べるように。


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