第141回 背負い方の話

U・B  >で、お前さんならどうやって背負うよ?責任ってヤツを。(※1
空虹桜>とりあえず、本気で背負うんだったら昼行灯じゃなきゃダメだよね。(※2
U・B  >そっから入るか?普通。
空虹桜>だって、ウザいもん。気合い入ってるヤツ
U・B  >つまり、責任は気合い入れて背負うもんじゃないと。
空虹桜>もちろん、士気に関わってくるから、あんまりなのはあんまりかもしれないけど、結局、たいて
       いのことって目的はっきりしてるじゃん。
U・B  >逆に言うと、目的はっきりしてないのに責任なんて背負えないわな。
空虹桜>まぁ、そう言われるとそうだね。ともかくさ、はっきり組織としてやるべきこと見えてんだから、
       力入れてギャーギャー言う必要はない
U・B  >言っちゃうヤツってやっぱ怖いんだろうか?その、責任を背負える立場を落とされるのが。
空虹桜>ってことは、突き詰めると、その立場にいる資格無いよね。
U・B  >ああ、そうだわな。自分が背負うには大きすぎるから怖いんだよな。
空虹桜年功序列の弊害ってそこら辺にある気もするよね。経験を積んだからってそれを生かせ
       るとは限らないし、生かし方だって違うかもしれない。
U・B  >明らかに下にいた方が才能発揮するヤツはいるよな。たしかに。(※3
空虹桜>まぁ、背負わせてもらえるだけマシだけどねぇ。アタシ的にはさ。(※4
U・B  >・・・他になんか無いか?
空虹桜>なんかってなによ?
U・B  >たとえば・・・お前よく言ってんじゃん。逃げ切れるなら逃げてもいいって。
空虹桜>そうそう。それもある種の責任の取り方だよね。究極の自己責任だもん。
U・B  >逃げるのってものすごく頭使うし、体力いるもんな。
空虹桜>なんかさ、逃げるのが悪い風潮ってあるじゃない。丸投げが悪いことになってるの
       もそうだけど、どっちも本来悪いことじゃないんだよね。
U・B  >逃げるが勝ちって言うしな。
空虹桜>それはちょっと違うけど、結局、逃がしたヤツがいる事実を見
       逃してるし、受け手のキャッチミスを見逃してんだよ。
U・B  >なんかそこで価値が一転するな。また。
空虹桜>そう。結局そこの判定って自分のこと棚に上げてるわけじゃん。それを客観ぶってるのっ
       てものすごく恥ずかしいんだけど、見て見ぬフリをする。
U・B  >実は攻撃する側ってなんも背負ってないのか?もしかして。
空虹桜>全部が全部じゃないけどね。攻撃に失敗したら守ればいいって発想はあると思うよ。。
U・B  >なんか徐々に無知の知みたいな話になってきたな。
空虹桜>あの話ってよーするに、世の中スグにひっくり返るからその都度考えればい
       いじゃん。みたいなことなんでしょ。きっと。違うかな・・・(※5


※1 先月の続きです。もっと引いてみると、かれこれ半年近く同じような企画意志の元で話を進めてます。
※2 昼行灯:昼間に点いてる行灯は意味が無いってことから転じて、いつもは役立たずなヤツのことを言う。たとえば赤穂浪士の大石内蔵助とかパトレイバーの後藤隊長とか。
※3 本来、給料って仕事の結果に比例するもんだし、役職上がれば責任取らなきゃいけなくなるからその危険手当として給料が上がるのが本筋。よって、給料が役職に比例しなきゃいけないってシステムがおかしい。危険を背負わない方が仕事ができる人には危険を背負わせずに給料上げてやればいい。示しをつける必然性は無い。
※4 どうせ見てないだろうけど、察せよな(by 空虹桜
※5 空虹桜21行。U・B14行でU・Bの乾杯。否、完敗。このあとは完全に収集ついてないんで省略。中身もたいしてありません。来月は赤平の話なんで、今後この話をどうするかはもうしばらく考えます。


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