U・B >そんなわけで、前回の続き!わかんない人はちゃんとリンク先で下知識を付けてからにしてください。
空虹桜>スケジュール押せ押せなのはわかるけど、もう1週遅れちゃってるんだし、そこまで一見
蹴飛ばすような前フリで始めなくてもいいんじゃないの?(※1)
U・B >なら、さっさとメタセコ出せよ。お前。(※2)
空虹桜>グハッ・・・えと、4曲目「骨になるまで」。つまり、ゾンビになっても愛してると。ま
るで、バタリアンだよね(※3)。
U・B >わからんわからん。なんのことはなくて、一緒の墓に入ろうとか、そっち系をちと極端に言って
るだけだわな。永遠なんて知らないけど、骨になるまで愛しあおうぜと。
空虹桜>ほとんど限りなく永遠だけど、とりあえず、限度は決めとこうと?
U・B >もう一つは、「心まで裸になって」的なフレーズの極端化で、服も肉も全部取っちゃって骨
になるまで愛しあおうぜと。
空虹桜>重たいっていうか、ウザイ人にはウザイよね。きっと。で、どこが違うの?
U・B >いや、突然出てきてんじゃん。「愛しあうのさ」(※4)とかって。
空虹桜>ああ・・・そういえばそうだね。
U・B >なんか、今までずっと、一人称的だったり、三人称的だったりする(※5)のが、ここでスッと二人称
的な歌詞が現れる。もちろん、そこにはたいした違和感が無くて、なにも気にせ
ず普通に聴いてれば聴けるんだけど、ずっと聴いてたファンは「?」って気になる。
空虹桜>たしかに次の5曲目「波の子守歌」は普通にコブツイしてるもんね。
U・B >比喩ととらえれば十分二人称だけど、まぁ、ここは素直に一人称の「旅」の歌だと思う
べきだろうな。
空虹桜>行きつ帰りし物語ってヤツだよね。モロ。
U・B >コブツイ的には多いし、帰れる場所になるから迷わず行けよ!的なところが大き
いから、「人生応援歌」扱いされるんだよな。
空虹桜>なんかイヤそうだけど、そこが好きでファンやってるんでしょ?
U・B >嫌いではないけど、そこがすべてじゃないだろ?かといって、なにが好きでファンやって
るのか訊かれても困るんだけど・・・
空虹桜>でも、6曲目の「ゼロからの始まり」なんて、超弩級の応援歌じゃん。
U・B >なぁ。しかもこれ聴いて「ライヴで楽しそう」とか思っちゃうんだよなぁ。
空虹桜>あとさ、これって油断すると、青春パンクとかぶっちゃうじゃん。内容的に。でも、
どうしてこうまで違うように聴こえるんだろうねぇ。
U・B >そりゃ、年の功でしょう。一回ゼロになったことがある人間、ゼロにしたことがある人間じゃないと
説得力無いだろ。たぶん。
空虹桜>で、結局のところ、応援歌はどうなの?アンタ的に。
U・B >ぶっちゃければ、応援歌的なモノよりもお祭り的な要素の方がコブツイの中では
好きだけど・・・ただ、お祭りって、心が不健康だとできないんだよ。そういう意味では、
コブツイが応援歌的なことをするのは必然だと思う。
空虹桜>ふぅん。でもって、ここで出てくるのが「日々を抱きしめたい」
U・B >たぶん、日本全国のコブツイファンの中で、俺が一番この曲評価してるけどな。
空虹桜>ホント、ものすごくさっきまで言ってたことと矛盾するよね。
U・B >五月蠅い。しかたないだろ。この手のネタはツボなんだから。スキカウ的でもあるし。
空虹桜>たしかにスキカウ的ではあるね。なるほど・・・
U・B >でも、よーく聴けば、これも十分人生応援歌だし、たぶん、コブツイの曲ん中でほとんど初め
て起承転結で、最後の最後までストーリィが転がってるんだよな。
空虹桜>なるほど。そういえば、もともとほとんどのラヴソングって応援歌だよね。うん。
U・B >とくにこの場合、グルグル同じとこを回ってるつもりの人間が、ちゃんと自分の足下見直して、日々を
大切にしようと思ったところから視野が広がってくって話じゃん。
空虹桜>でも、アンタ独り身だよね。
U・B >五月蠅い。よけないこと言うな。とっても痛いから。
空虹桜>へいへい。
U・B >とにかく、ここで出てくる「君」がなんであってもいいんだよ。ホントは。リアルに大切な人でも
いいし、趣味でも勉強でも仕事でも、お気に入りのぬいぐるみとかでも。
空虹桜>でもでも、油断してるとこの曲「恋に恋するお年頃」じゃないけど、「抱きしめるために生き
てる」感じしない?
U・B >いいんだって。それでも。それこそ、自分一人で生きてると思って強がるより、せめて自分ぐらい
抱きしめてやれよってことなんだから。抱きしめることすらできないようなヤツ、
どんな強がっても生きてけねぇよってことなんだから。(※6)
※1 空虹の発言からわかるように、本来先週やるべきだったネタを今週初めてやってるわけです。先週はその時間すらなかったと。
※2 「メタセコ」についてはリンク先参照。ようは、早くナビスコ決勝のレポ書けと。
※3 バタリアン:たしか「3」ぐらいまであるゾンビ映画。たしか婚約者を殺さないために、指輪を残して自分から焼却炉に入っちゃうとかってシーンがあったはず。
※4 拡大部は歌詞より引用。
※5 もちろん、1stの「去りゆく君へ」みたいな例外はある。
※6 空虹桜21行。U・B36行で、もちろんU・Bの完敗。予定通り、後編へ続きます。もちろん、この時点で既に喋りすぎです(笑)