第281回 ゆ・と・り 執事喫茶

Attention!!
本ページは本当に「執事喫茶」が誕生する以前の2005年に書かれた妄想です。

U・B  >Googleで検索したら19700件とかヒットしちゃって、需要の高さが伺われる絶対に稼げる執
       事喫茶のちょっと本気な考察。
空虹桜>別にいいんですけど、まずマグマ読んでない人にはわからんからそっから説明しなさいよね。
U・B  >ググった一番最初のページが案外イメージが近いんでまずそれを読んでもらおう。
空虹桜>手抜きだなぁ・・・そもそも、男のアンタが言い出すってのが既に胡散臭いんだよなぁ〜
U・B  >そこがやおいを理解する男の子だからできるビジネスモデルの構築ですよ。
空虹桜>はいはい。で、読みましたけど、いいじゃないの?これで。やれば
U・B  >いや、これじゃ賢明なる執事萌えのおねぇ様方は一度で飽きちゃうんですよ。さらに、男の子層
       も取り込まないと
空虹桜>えっ?男?
U・B  >もちろん、執事がいるならメイドも必須。ただしそこらの風営法に該当するようなのと違って、あくまで
       本格メイドね。「エマ」好きが喜ぶような。(※1
空虹桜>それってまんまアンタなんじゃ?
U・B  >ええまぁ。だからこの場合メイドというより侍女。侍従長や侍女長のじーちゃんばーちゃん必須
空虹桜>えっと、それはジャンルとしてはさらにマイナなのでは?
U・B  >ドジっ娘眼鏡の執事やメイドのフォロウはすべて、侍従長や侍女長のお仕事なわけですよ。
空虹桜>ああ、テーマは本格なんだ。ってことは料理も本気だったり。
U・B  >本気のイギリス料理ってたいしたことないのが欠点なんだけどな。でだ、問題はリンク先は執事が指名
       制になってることなんだけど、モデルとなった主人と執事の雇用契約関係を考えれば当然ではあるけど、
空虹桜>待て待て待て。どうしてそう壮大なフレーズが出てくるの?雇用契約関係って?
U・B  >やっぱオタクの仕事ですものティテールもきちんと詰めなきゃ。神は細部に宿るのですぞ。
空虹桜>それはそうだけど・・・
U・B  >話戻すけど、別に1主人に複数の執事が付くのはおかしくないわけだ。金持ちで大きなお屋敷に住んで
       いれば複数の執事がいるのは当然だし、ゲストとして余所んちに行けばそこんちの執事が世話するわけだし。
空虹桜>たしかにまぁ。
U・B  >だから、この場合で行くと品格を維持するのは指名制ではなく招待制の方がいいと思うんです。すると、誰か
       に招待してもらって執事を観察することでお気に入りを決めていただき、専属にすると。
空虹桜>メイド喫茶のなんか中途半端に安い場末のイメクラ感を排除したいわけだ。
U・B  >そうそう。でも、それは俺のセリフな。だから、高級感をキープするためにもアキバなんかに
       出店できないと。あくまで大英帝国のいびつなシステムなんだから、客にもその程度には
       裕層でいていただかないと。
空虹桜>ぼるんだ。
U・B  >失敬なこと言うな失敬なこと。単に1g数千円とかの紅茶淹れたりするだけだよ。
空虹桜>コーヒーじゃないんだ。
U・B  >大英帝国はお紅茶。だからインド支配したわけだし。それと品のいいクッキィつーかビスケットつー
       かが基本線。コーヒーもあるけどジャムとか入るぞ
空虹桜>それで客単価いくら?
U・B  >1時間4000円とかカナ。
空虹桜>死ね。詐欺師め。
U・B  >だから失敬なこと言うなよ。あくまで空間に金出してもらうんだから、商品一つひとつよりも時間で
       金出してもらう方が納得いくんじゃね?で、その間は表現陳腐だけど食べ飲み放題
空虹桜>数千円もする紅茶が飲み放題?っても、そんな飲めるもんじゃないか
U・B  >そりゃまーな。計算尽くですけど。それよりも紳士淑女の雅さというかに浸っていただくことの方が重要。
       これが和風だと「風流」っていいフレーズ使えるんだけど、まぁ、仕方なし。だからアレだ、平安風な甘
       味処もアリなんだけどな。
空虹桜>そっちの方がウケは良さそうね。わかりやすいし、アンタのいう執事喫茶だったら気楽に行けなさそ
       だし。
U・B  >うん。気楽に来てもらう店じゃないカナ。だからオタク層向けだってのはもちろんある。あと、ほがら
       かさん(※2)とかもターゲット
空虹桜>ノリとしては高級リゾートホテルだ。
U・B  >うん。コンシェルジェな感じ。本物のサーヴィスと産業革命前後の大英帝国がテーマな。
空虹桜>たしかにオタクしかついてこないかも。しかもマイナな。
U・B  >別にそこらのメイド喫茶と同じレヴェルにしてもいいんだけど、それは俗っぽすぎるっていうか、オタクを
       裏切るだろ。今までのオタクビジネスは、一般人が「オタクって『萌え』とか言えば金出すんだろ?」
       って舐めた作りをして失敗するとこにあって、こちとらオタクですから、そこらは気合い入れてかんとそれこそ
       「ホントにお前はエマ読んでるんですか?」みたいなツッコミされちゃうわけだ。
空虹桜>オタクのプライドはそこか・・・
U・B  >もちろん、問題は山積みしてて、一番大きいのは人材不足。当初はコンシェルジェとかバーテンとか
       から引っ張ってくるんだけど、あくまでお客は主人だから、越えられない壁があるわけだ。
       分が階層が違うという日本人が嫌いやすい要素を身に付けなきゃいけない。
空虹桜戦後民主主義教育の賜物ですから。
U・B  >不意にそんな危ない橋を渡らないでください。怖いなぁ。
空虹桜>でで、そろそろその憐れな妄想も終わって欲しいんですけど。容量的に
U・B  >トゲあるなぁ。も一個の問題はさっきも言ったようにイギリス料理はそんなんでもないってとこ。
       昼はランチとカフェで、夜はディナってのが素直な営業スタイルだと思うんだけど、ネックのディナをどう
       クリアするかで客の定着率がだいぶ違うんだろうなぁと。(※3


※1 エマ:森薫著の本格メイド漫画@コミックビーム。今連載かかってる漫画の中では「絶チル」と並んでU・Bがもっとも好きな漫画。
※2 ほがらかさん:いわゆる「ゲイ」。「ほぼ日」のコンテンツが由来なのだけれど、ここ2回ほど絵が挿入されてて、あれが酷く不愉快。
※3 空虹桜23行。U・B43行で惨敗(苦笑)終了後、空虹に「これは『執事喫茶』じゃなくて『英国喫茶』じゃないの?」と突っこまれる。たしかに・・・ただ、WBSによると日本全国金余り時代らしいんで、かなり本気なのです。出資者ぷりーず。


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