第344回 新年のご挨拶

U・B  >毎年恒例企画ということで、常に忘却の彼方な新年の抱負を。
空虹桜>なんかさ、今年いろんなとこで「新年の豊富」とか書いてるの見かけたんだけど、なにがたくさん
       んだろうね。
U・B  >そっからスタートですか?
空虹桜>ああいうのって、文脈とって変換してくれるんじゃないの?普通。
U・B  >ああ、ATOKユーザは文脈変換優秀だから、バシバシ打ち込んでゆっくり変換かけるけど、MS-
       IMEクソだから逐次変換してるんで、ああいうがっちゃいことになるの。(※1
空虹桜>ふぅん。で、抱負は?
U・B  >なんとかしてのんびり生きる
空虹桜>ある意味必死だね。
U・B  >ある意味な。ある意味。
空虹桜>ある意味ね。
U・B  >別にアクセル踏まないってわけじゃなくて、踏むときは踏むんだけど、踏まないときはきちんと
       踏まないってのが大事かなぁなんて思うわけですよ。あと、無理矢理アクセルに載せて
       る足を踏まれない
空虹桜>ああ、重要だね。それ。
U・B  >みんな踏みすぎなんだよ。なるたけね、踏まなくていいなら踏まない方がいいんだって。つか、お前
       らそんな踏みっぱで、ホントに本気で踏まにゃならん時どうするのかと小一時間。
空虹桜>みんなアレだよ。ターボ付いてたりとかブースト付いてたりとかするから大丈夫なんだよ。きっと。ス
       テアリングにオーバレフリミッタ付いてたりとかさ。エアのミクスチャも調整できたりす
       んだね。
U・B  >どこのF1談義ですか?
空虹桜>だからさ、ウチらみたいな三速までしか持ってないよな人間はダメ人間なわけよ
U・B  >ダメって言うな。つか、お前と一緒にすんな
空虹桜>照れるな照れるな。
U・B  >さて、空虹さんは?
空虹桜>えーとですね、去年の後半ぐらいからずっと思ってたんですけど、肉感的な物語を書きたい
U・B  >説明。
空虹桜>説明って。
U・B  >わけわかりません。
空虹桜>ああ、えと、なんつーかさ、小説ってとくにワープロ隆盛後ってほとんど作者の肉体性が欠如して
       んのね。音読でもすれば取り戻せるんだけど、それも読み手に依存するわけで、それこそが小説の
       特性でもあるんだけど、なら徹底的に読者に依存して、読者の肉体性を意識させるとか
       感じさせるとか復活させるよな物語を書きたいなぁと。
U・B  >えーと、やっぱりわけわかりません。
空虹桜>んと、なんだろ?ムズかしいな。もうドロップしてしまった作品から作者を一切消失してしまって、読者が読み
       始めたところから物語が立ち上がるよな・・・なんか違うか?まぁ、ともかくそんな感じ
U・B  >アバウトだなぁ。
空虹桜>無理無理。なにかを決定することがもうできないもの。惰性で生きてるわけだし。でも
       きっと、そうしてできた物語は優しい物語なんじゃないかなぁって。
U・B  >病んでるなぁ。とりあえずだすな、
  >本年もよろしくお願いします
空虹桜>って、この流れ、なんかアタシの好感度下げてないか?
U・B  >大丈夫。もともとそんな好かれてないから。(※2


※1 ATOK信者の優越。ちなみに、「がっちゃい」は北海道弁で、こんな感じの意味です(適当)
※2 空虹桜24行。U・B21行での勝ち。とりあえずそんな感じで、今年もお読みいただけたらと。


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