U・B >決して上手いタイトルが付いてるとは思えない今回ですが。
空虹桜>なんとなく喋りたいことは見えてるんだけど、それが喋れるかどうか今ひとつわかんないんだよね。
U・B >四捨五入して10年くっちゃべってきた人(※1)とは思えない発言。
空虹桜>まぁね。いちおーキッカケとしては、ほぼ日のANIと梅佳代対談(※2)と、ナタリーの小山田圭吾インタヴュ(※3)
なんだけど、
U・B >はいはい。当然のように俺は読んでるわけですが、それで?
空虹桜>CORNELIUSの中の人(※4)がさ、「もしそこに必然性があるんだったら、タイトルだけにインスパイアされた「新
曲」っていうのも、リミックスと呼んでしまってもいい時期にきてるのかもしれない。」(※5)言ってんだよね。これが
スゴい画期的というか、小山田君だからこその説得力があって。
U・B >純粋培養HipHopの人じゃないッスからね。
空虹桜>ね。もう過ぎたとこだと思ってたんだけど、改めて小山田君がこゆこと言うと、オリジナリティとか独創
性とかってなんだろ?って思ってしまう。
U・B >そこで、このお題?
空虹桜>うん。これに呼応するのが、梅佳代の報道写真家発言で、当然のように乗っかってくANIの報
道写真家発言なわけじゃん。
U・B >はいはい。いろいろツッコミどころはあるけど、そもそも本質的なところで、報道写真のオリジナリ
ティとかってなによ?っていう。
空虹桜>も一歩踏み込むと、写真のオリジナリティってなによ?ってとこで、著作権くんだりの話もそうだ
けれど、やっぱり、そゆものってどこに視点があるか?視座があるか?だけなわけじゃ
ん。重要なのは。
U・B >エンドマークを打つまでの過程とは無関係に?
空虹桜>うん。そこ以外のところって労働に過ぎないかなぁって。
U・B >過ぎないことでお金をもらうわけだが。
空虹桜>まぁね。資本主義は切ないねぇ。
U・B >また大きく出ましたな。共産主義でも結局労働に重きを置くわけだからたいして変わらんと思うぞ。
空虹桜>真面目野郎め。
U・B >なんつー切り返し。で、結局タイトルとは関係無いとこに着地しそうな気配ですが。
空虹桜>んと、そこが今ひとつなにを言いたいのかアタシもわかってないんだけど、
U・B >わかってないのかよ!
空虹桜>最初からそう言ってんじゃん!だから、議論の仕方というかの問題だとは思うんだけど、アタシもアンタも基本サ
ブカルな人でさ、
U・B >そっちに話が飛びますか?
空虹桜>飛ぶよぉ。するとさ、人と同じことはできないけどパクリはするわけじゃん。
U・B >リミックスとかさっき自分で言っといて、改めてここでパクリ言わんでも。
空虹桜>長い説明台詞ですこと。
U・B >このタイミングでその切り返し?
空虹桜>はいはい。ここで重要なのはパクリでも同じじゃないってことなんだよね。
U・B >おっ?なんか新しい。
空虹桜>その感覚がオリジナリティというか独創性というか単なるコピィとの違いなんじゃないかなぁと。(※6)
※1 いちおー、このクロスフェーダは2000年から始めたので、2009年で10周年なんッスよ。今年。
※2 ほぼ日:ほぼ日刊イトイ新聞の略称。 梅佳代:妙な写真を撮る写真家。微妙にツボ。 ANI:スチャダラパーのMC。最近写真集を発売した。空虹さんは買い躊躇ってるらしい(微笑)
※3 小山田圭吾:a.k.a CORNELIUS。一人ユニットの先駆けで日本より世界で売れてる類のミュージシャン。小沢健二の元相方。
※4 言わずもがなで小山田圭吾。
※5 カギ括弧内はこのページからの引用であります。
※6 空虹桜23行。U・B16行で俺の負け。ギリ負け。残念。中身があるのかないのかはよくわからんというか、無いのがキモですから。こゆ雑談は。