第585回 とにかくパーティを続けようって話

空虹桜>これをキャッチコピィに持ってきたスチャダラパーって、やっぱスゴいよねって話をしようかと思ってます。
U・B  >素直なのはいいことだけど、それだけ?っていうか、もうそれ言っただけで終わりじゃね?
空虹桜>そうとも言う。
U・B  >言うなよ。
空虹桜>この状況でパーティって言うところがスゴさの本体なんだけど、パーティこそが日常なんだよ。
U・B  >ええ〜
空虹桜バブルなわけじゃない。スチャさんって。そこをこのタイミングでさっくり背負ってみせるんだよ。
U・B  >オフェンシヴに好意的な解釈ですよね。
空虹桜>だって、スチャダラパーぐらいだよ。この状況で「頑張ろう」とか「感動」とか「希望」とかトチ狂ったようなフレーズを
       口にしないのは。しかも、disでもアイロニィでもなく(※1)、本心に近いところで、この状況だからこそ、パーティを続けよ
       う。とにかくパーティを続けようって言うわけじゃん。言える?言えないよ。普通。
U・B  >一人反語。
空虹桜>いや・・・なんだそのツッコミ・・・
U・B  >10回に1回ぐらいは新ツッコミを開発しようっていう。
空虹桜>はぁ。
U・B  >話戻しますけど、今回、お題決めてからRSR(※2)行ったじゃないですか。
空虹桜>はぁ。
U・B  >で、マーキュリーロード渡ったぐらい(※3)から、ホント、こんなハレの日ないと生きてけないなぁと思って。
空虹桜>微妙に話の主題をずらしてきた。
U・B  >いや、まぁ、そゆツッコミのされ方されるとアレかもしれないけれど、祭とかパーティとか、やっぱり非日常じゃない
       ですか
空虹桜>非日常は非日常なんだけど、そこがメインではないんだよなぁ。
U・B  >う〜ん・・・
空虹桜>スペシャルである必要は無くて、さっきも言ったことの繰り返しになるけど、パーティこそが日常なんだよ。だから、ハレ
       ですらなくて、ケチくさく言うと、単に楽しむことを否定しないっていうさ。
U・B  >うん?日本語がわかりにくいです。
空虹桜>言い方が難しいからアレなんだけど、楽しんでOKで、そのせいで人から嫉妬されるなら、それは甘んじて受け止め
       れば良くない?っていう。あるのかどうかわからない罪の意識に苛まれるのって、よくなくない?っていう。
U・B  >わからではないけど、結局、そこって歴史が作った立場がないと言えないことじゃね?
空虹桜>だから今、スチャダラパーしか言えないんだって。どんな無限ループだよ。(※4


※1 dis:接頭語。「disる」とか言うと「罵倒する」ぐらいの意味になる。 アイロニィ:皮肉。
※2 RSR:RISING SUN ROCK FESTIVALの略称。U・Bの帰る場所。詳しくはこっちで。
※3 マーキュリーロード:RSR会場内に横たわる丘と橋。詳しくはこんな感じの。
※4 空虹桜17行。U・B13行で、の負け。出オチのネタだと思ったんだけど、思いのほか空虹さんが喋られてビックリ。


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