（※２）のセカンドアルバム「WORLD CRASS」（Amazon
/iTS）を語る前編です。Ｕ・Ｂ ＞アナログのラストかもしれない野音前（※３）に他の音楽聴く気があまりしないので、申し訳ないですがちゃっちゃとはじめ
させていただきます。ってことで１曲目「In」は22秒のインスト曲なんで２曲目「Spring Bounce feat. RYO
the SKYWALKER」
空虹桜＞なんでレゲエの人たちってこう濁声にしたがるのかねぇ。
Ｕ・Ｂ ＞様式美ですからね。関西系の人たちはとくに。
空虹桜＞春とバネが英語で掛かってるわけだけど、でも前半のバンド紹介的なとこのが楽しいかなぁっていう。
Ｕ・Ｂ ＞ちうか、やっぱりレゲエもビートを楽しむ音楽なんで、そこが生きたトラックは楽しいなぁと。で、３曲目「Now You Can See
-Produced by Jesse Rose-で、WIRE（※４）でも回したことあるJesse Roseプロデュースのせいか、一転してアシッド
感溢れるテイストに。
空虹桜＞そゆ情報仕込んでくるところが偉いよね。アンタ。横文字いらんけど。
Ｕ・Ｂ ＞お褒めにあずかり。
空虹桜＞ドカチカ言ってるビートがループしてたら、それだけで充分気持ちいい上んだよね。
Ｕ・Ｂ ＞若干病んでますけどね。ただ、クラブチューンってよりはヘッドフォンチューンな感じのトラックかなぁとは。サクサク行って、４曲目
「Seven Nation Army feat. Chara」はThe White Stripes（※５）のカヴァで、しかもChara（※６）が唄ってるという。
空虹桜＞アレだよ。あまりにこの曲が良くて、勢いで元ネタ買っちゃったもん。iTunesで。当時。（※７）
Ｕ・Ｂ ＞ジャック・ホワイトが元は唄ってるんだけど、ここでCharaを選択したのが絶妙。
空虹桜＞Charaって、なんだかアタシの中ではよくわかんないヴォーカルなんだけど、とりあえずのこの曲自体は、ヒューマンビートボックスに
起こした時、元ネタではギターリフだったのがベースリフみたいになっちゃって、ウィスパーヴォイスとのマッチは
良くなってるっていう。
Ｕ・Ｂ ＞まぁそれもあるけど、このリフのところをCharaも唄ってるところが萌えポイントですよ。
空虹桜＞ええ〜
Ｕ・Ｂ ＞そこで違和感を感じてるようだから、貴様は読解力が貧弱だというのだ！それはともかく、５曲目「Quick &
Simple」は1:05のインストで、その次「H2O」はAFRAがラップしてる。
空虹桜＞ホントに進行淡泊だなぁ。
Ｕ・Ｂ ＞心のベクトルの問題です。すみません。
空虹桜＞なにカッコいい台詞を・・・とりあえず、ラップしてるっても1:49の短い曲。とはいえ、AFRAのラップも結構いい味していて嫌い
じゃないです。
Ｕ・Ｂ ＞嫌いじゃないって、聞こえがいい便利な言い回しですよね。
空虹桜＞なんですか？その毒は。
Ｕ・Ｂ ＞気のせいです。７曲目が「SPVM」で、なんの略だかイニシャルだかはわかりません。
空虹桜＞そこは拾って来れないんだ。
Ｕ・Ｂ ＞いちお、物は試しでググったら、こんなのとこんなのが。
空虹桜＞前者はともかく、後者は・・・
Ｕ・Ｂ ＞なかなか絶妙な引きですよね。俺。
空虹桜＞アンタじゃなくてGoogleがね。それはともかく、シンプルなトラックで聞き飽きない感じが好きです。
Ｕ・Ｂ ＞さて、本日最後は「Golden Ballers feat. VERBAL, NIPPS」と、ビッグネーム。
空虹桜＞久々に聞いてて思い出したけど、m-floって最近活動してる？
Ｕ・Ｂ ＞ソロ仕事が多いッスね。
空虹桜＞やっぱそうなんだ。勿体ないなぁ。
Ｕ・Ｂ ＞まぁ、難しいとこですわね。で、これで終わりでよろしいでしょうか？
空虹桜＞あっ！えっと、のっけから「セルアウト」「セルアウト」言ってるのに、残念ながらちっともセルアウトしてないん
だよねぇ。
Ｕ・Ｂ ＞いや待て。お前それで終わるか？普通。（※８）
