第619回 友達甲斐の話

U・B  >去年からやろうと思ってた話なんですけど、友達甲斐って大事じゃね?って話を。
空虹桜>折に触れてグダグダ言ってたね。
U・B  >人間としてさ、大事だと思うんですよねぇ。
空虹桜>デカいこと言い出しましたね。二言目から。
U・B  >だってさ、淋しいじゃん
空虹桜>30男が平然と淋しいとか言いますか。
U・B  >そこ躊躇っちゃアカンとですよ。たとえキモくても
空虹桜>キモい自覚はあるんだ。
U・B  >否定はしないというか躊躇わない。つかね、この歳になっていろんなことに自覚症状無いのはかなりイタ
       じゃないですか。
空虹桜>アンタが言うか?
U・B  >自覚無くてやってるヤツと自覚持ってやってるヤツを一緒にしないでいただきたい
空虹桜>普通わかんないから。そんなこと。
U・B  >わかってください。っていうか、そういう話じゃなくて、友達甲斐があるかないかって重要だと思ってて、友達レヴェル相手にきち
       んと期待に応えられないようなヤツが、端から見た時にオモロイ人と思ってもらえるか?っていう。
空虹桜>そっちの話なの?
U・B  >最終的にはそこ。っていうか、それこそスチャダラの「彼方からの手紙」(※1)じゃないけど、アイツも来てればなぁって思っても
       らえないというか、呼んでもらえないって、そんな程度なんだ。俺っていう。
空虹桜>相変わらず自己期待が大きいというか。
U・B  >大なり小なりみんなそんなもんじゃないッスか?
空虹桜>どーなんだろうね?傍目からだとアタシも自己期待が大きい人に見られてるらしいけど、自分の名前でモノ出して
       るのに、自己期待が小さいヤツってむしろどうなの?って思うし、アタシ自身は「人が作ったモノ」に
       興味はあるけど、人には興味が無いからね。
U・B  >だから、自分自身がどう思われようと興味無いですよと。
空虹桜>うん。
U・B  >なんか微妙に話がずれてきたけど、だとしてもさ、友達甲斐って関係性の話じゃん。関係性ってやっぱり人と人と
       で作り上げるものだし、友達甲斐が無いって思われるとか思わせるって、その関係性の破壊なわけじゃん。
空虹桜>ただ、関係性ってのは観測されるモノではないから、壊れたか壊れてないかは個々人の中でしかわ
       からない
U・B  >まぁそれは。でもじゃあ、お互いが一緒に過ごした時間とか思い出とかってなんなんッスか
       ねぇ
空虹桜>なんなんッスかねぇ。
U・B  >そう返しますか・・・
空虹桜>アタシの思想的立場としては、理論主義者じゃないので、上っ面じゃなくて、もうちょっと突っ込んだところで実例話がしたい
       んだよね。
U・B  >超幼馴染みの女の子が結婚式呼んでくれなかったとかですか?(※2
空虹桜>そうそう。そゆ惨めな方向性からアピールする話なんじゃないかなぁ。このお題って。(※3


※1 スチャダラの「彼方からの手紙」:スチャダラパーの名盤「WILD FANCY ALLIANCE」収録の名曲。この曲は糸井重里が話すと長い。
※2 幼稚園から高校まで同じ学校で、クラス違ったのは1年だけだったんッスけどねぇ・・・
※3 空虹桜17行。U・B19行での勝ち。ずっと寝かせたネタのわりには、盛る上がったんだか盛り上がらなかったんだかよくわからん着地をしてしまった・・・


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