第806回 すべての名詞は信仰だという話

U・B出オチですよね?
空虹桜>失敬な。
U・B>っていうか、そもそもだいたいなんでも信仰ですよね?
空虹桜>また、全部台無しな。
U・B>このところのクロスフェーダ雑談の回で、台無しじゃなかったことがないですからね。
空虹桜>たしかに。
U・B>納得されたら、納得されたで、今回の話が終わっちゃうんですけどね。
空虹桜>たしかに。たしかに。
U・B>全然どうでもいい話していい?
空虹桜>なにを藪から棒に。
U・B「たしかに」を2回繰り返して言うヤツは、だいたい話聞いてないんだよ。
空虹桜>・・・すみません。
U・B>で、いい加減、話進めてください。
空虹桜>なんの話だっけ?
U・B>待て。一分も経ってないぞ。
空虹桜>それぐらいのスピード感って、この時代に大事だと思うんだよね。
U・B>待て。俺より適当な発言するな
空虹桜>その切り返しこそ、待てよ。
U・B>うん。だから、早く話を進めてください。
空虹桜>えっとね、なんかそんな哲学思想があった気がすんだけど、あんま覚えてないんだよね。
U・B>んーと・・・もう話がとっちらかりすぎてどうしようもないんですけど、とりあえず、先を進めてください。
空虹桜抽象名詞は、みんなが存在するという信仰があって成立してるのは自明なわけじゃん。
U・B>そりゃ、抽象なわけですからね。
空虹桜>でも、最近思うのは実在名詞だって信仰の上に成り立ってるんじゃないかなぁっていう。
U・B>ん?実在してるのに?
空虹桜>もしくは、実在してるからこそ。
U・B>難しくてわかんねッス。
空虹桜>アタシも理解してんのかって言うと怪しいんだけど、結局のところ、現は脳が作った幻なわけじゃない。
U・B>そう言いますわな。
空虹桜>するってぇとさ、そもそも実在って概念自体が妄想なわけじゃん。
U・B>幻だってなら、そうですわな。
空虹桜>すると、名詞は全部抽象概念というか、妄想なわけじゃん。
U・B>論理の飛躍がある気しますけど、まぁ、いいでしょ。
空虹桜>名詞が妄想だとすると、なにが変わるって、やっぱ一番はアタシが認識しているすべては他人とは違うって
    ことじゃない。
U・B>おお。そっちに行きます。
空虹桜>結局のところ、アタシたちが生きてる世界は、その前提として、多様性ありきなんだよね。
U・B>人それぞれに世界が存在しているってことですからね。
空虹桜>今流行りのダイバーシティなんて、ただ人種の多様性を指す言葉に矮小化されてるんだけど、思想というか、
    解の仕方の多様性こそが一番大事なんじゃないかなぁ
U・B>それを矯正するのが教育なんですけどね。
空虹桜>あっ!たしかに。凄いこと言うね。(※1


※1 空虹22行。U・B20行での勝ち。久々に注釈1つですけど、にしたって、最後、の話に納得する展開って、どうよ?


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