第859回 「おもてなし」キモいという話

U・B斜に構えることしか出来ない空虹さんらしいお題ですが。
空虹桜>いや、キモいでしょ?アレ
U・B>凄いなぁ。なんの説明もしていない。
空虹桜>そもそもさ、「もてなし」って客側が言うフレーズのハズなのに、もてなす側がデカい顔して言ってんだよ。脳
    味噌振り切れてるとしか思えないじゃん。
U・B>脳味噌振り切れてるって。
空虹桜>「お客様は神様です」を誤用されてる(※1)のもそうだけど、なんで日本人は謙虚ぶって自分のポジション
    を上に取りたがるの?
U・B>どゆ解釈をすれば、今の文脈に?
空虹桜>いっそのこと、押しの強い中国人とかのがわかりやすくてマシだとすら思えるんだけど、京都的な雅さなのかな?
U・B>人の話聞いてますか?
空虹桜>たとえばね、客が神なのは縁者側の話なわけじゃん。客が言うのは単なる下品なんだよ。
U・B>まぁ、そうですわな。
空虹桜>で、クレーマ的な人々が「お客様は神様なんだろ?」ってのは、都合の良い主述の反転が発生してるわけでしょ?
U・B>揚げ足取ったというか、どっちかって言うと、本来ギャグとすべきよな反転じゃないッスかねぇ
空虹桜>そうだね。ギャグなんだよ。それを真顔で言うヤツらが多いって、ギャグが成立しないわけじゃん。怖いよ
U・B>たしかにまぁね。ギャグをギャグと見抜けない人が多いって、風刺的なモノが傷つく人もいるからダメみたいな言い方
    されるのも似ているような。
空虹桜>なんかスゴいことぶっ込んできた?今。
U・B>マジッスか?
空虹桜>そこ触れるのは用意が無いから避けるけど、話戻して、アンタの弁を借りれば、「おもてなし」ってのも本
    来ギャグなんじゃないの?っていう。
U・B>ああ。なるほど。もともと、滝川クリステルがやったのがギャグとして流行ったみたいな。(※2
空虹桜>もてなしなんて、相手に気づかれたら負けなわけじゃん。
U・B>いきなり、負けですか?
空虹桜>負け。相手をどう扱っているか?ってことなわけだよ。分け隔て無いもてなしって。差別が無いって意味で
    は不快じゃないけど、あらかじめ「アンタの扱いは決まってるよ」って宣言されるわけで、そのドライさも嫌いじゃないけ
    ど、別に予告されとく必要は無いじゃん。もうちょっと言うと、強要される必要が無いんだよ
U・B>相変わらず臍曲がってるなぁ。
空虹桜>打算的というか、貧乏くさい言い方をすると、上限が決まってるわけだよ。それって、夢も希望も無いわけじゃん。
    そっちで上限勝手に決めてんじゃねぇーよ!っていう。実は、人情的なことから一番遠い宣言
    で、それって、「おもてなし」言いたい人たちにとって、一番忌避しなきゃいけない行為のハズなんだよね。
U・B>でもさ、「おもてなし」言いたい人たちって、同時に「クールジャパン」言いたい人たち
    から、ある意味、言行一致してていいんじゃないッスか?
空虹桜>なるほど。たしかに。
U・B>結局、最終的に目の前に金が入ってくればいいという。
空虹桜>たしかにまぁ。なるほどねぇ・・・って、アンタが一番偏屈な見方してんじゃん!※5


※1 「お客様は神様です」を誤用されてる:Wikipediaにわかりやすく解説が書いてあるので、読むように。
※2 滝川クリステル:2014/5/29に動物保護・生物多様性保全を目的に一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルを設立。代表理事に就任したんだってさ!
※3 空虹21行。U・B16行で、の負け。注釈がすくないのは手抜きです!(自分で言う)


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