Ｕ・Ｂ＞どこが臍曲がり（※１）かって、「逆張りズム」を発揮したくなるところに尽きると思うんです。
空虹桜＞えっ？カクバリズム？（※２）
Ｕ・Ｂ＞お約束のボケ、ありがとうございます。
空虹桜＞それはともかくとして、そもそも逆張るためには、本命を把握してなきゃいけないんだよね。
Ｕ・Ｂ＞ああ。たしかに。
空虹桜＞つまり、「逆張りズム」なんて口走るってことは、本命なんて常に見透かしてますよアピールなんだよね。逆
説的に。
Ｕ・Ｂ＞うわっ！その整理イヤだ。怖い。なに？その、こっそり調子乗ってんな！的なツッコミ。
空虹桜＞事実でしょ？そもそも、臍曲がりぶりたいとかウザい。
Ｕ・Ｂ＞まるで人ごとのように仰いますけど、あーただって逆張りストでしょうに。
空虹桜＞まぁね。でも、アタシはその辺で日和ってるから、多数派が明確になってからじゃないと態度表明しない
もん。
Ｕ・Ｂ＞ずりぃ。
空虹桜＞狡いっていうか、こないだも言ったけど、アタシはギャンブラだけど、勝負師ではないのね（※３）
Ｕ・Ｂ＞たしかに何度か聞いてます。
空虹桜＞結局、逆張りかどうかが未確定で張るのは、勝負であってギャンブルではない。
Ｕ・Ｂ＞言わんとしてることはわかるけど、凄い論理。
空虹桜＞だいたい、逆張りするのは勝ちたいからなんだから、逆張りが成立してない時点で負けでしょ？
Ｕ・Ｂ＞うん。冷静に考えて、俺よか圧倒的に空虹さんのが臍曲がりですよね。
空虹桜＞失敬な。
Ｕ・Ｂ＞むしろ、どっちかったら、そうやって否定するとかまでがセットですよね。
空虹桜＞人権侵害で訴えるよ。
Ｕ・Ｂ＞流石にそれは無理筋。とりあえず、まとめに入りますけど、今の会話の中で出てきた要点としては、勝つためには逆張り
しなければならないと。つまり、一発逆転しか頼るものがない人たちが逆張りをする。
空虹桜＞とか思って高を括ってると、ガチで強い人がスゲェ逆張りしてきて、完勝したりすんだよね。
Ｕ・Ｂ＞ああ、そゆの、たまにありますね。それはなに？
空虹桜＞だから強いんだよ。そゆ人たち。
Ｕ・Ｂ＞なるほど。勝者のメンタリティ（※４）ってヤツだ。
空虹桜＞たぶん確実に徹底的に勝つことが肝要だからこそ、適切に逆張りができる。持ってる戦術っていうか、技法の差だよね。
Ｕ・Ｂ＞別に負けたくて負けてるわけじゃないし、そもそも、臍曲げたかったわけじゃないんですけどねぇ・・・（※５）
※１ 臍曲がり：Ｕ・Ｂが元カノに訊かれて、答えに窮したことはあまりに有名（待て）
※２ カクバリズム：日本のインディーズレーベル＆マネージメント会社。有名どこでは、YOUR SONG IS GOODやSAKEROCK、二階堂和美が所属。
※３ ギャンブラだけど、勝負師ではない：空虹さんの定義。後述で伝わってるかよくわからんけど、ギャンブラは勝率に賭けていて、勝負師は勝負に勝つことに賭けているという。
※４ 勝者のメンタリティ：日本に一番足りないものだと思うのだけど、右曲がりのダンディたちにその意識はないんだよねぇ。彼らの口ぶりは負け犬なんだよ。常に。だからダサい。まぁ、左ぞりのジェントルどもも軒並み同じではあるのだが・・・
※５ 空虹１５行。Ｕ・Ｂ１５行で、久々にドロー。まぁ、そんな感じで、みっともない自覚症状はありますよ。ええ。
