空虹桜＞自分で提案しといて刺激的なタイトルですけど、よく地方の有力者を「○○天皇」とか呼ぶじゃない。
Ｕ・Ｂ＞はいはい。陰で呼ばれたりする感じね。
空虹桜＞本来、貴い人を悪口の敬称とするって凄い倒錯だなぁって、気づいたんです。
Ｕ・Ｂ＞たしかに。
空虹桜＞でさ、よく考えたら、本来褒められるよな属性みたいなものが、悪口に使われるのって多いんだよね。
Ｕ・Ｂ＞ん？ああ。安倍晋三はお坊っちゃんだからとか？（※１）
空虹桜＞育ちがよろしいんでございますね。的なのね。あとは、賢さなんかもそんな感じ。
Ｕ・Ｂ＞東大卒だから使えねぇ。とか（※２）
空虹桜＞使えねぇ。んじゃなくて、使う方が無能なだけだよね。そういうの。
Ｕ・Ｂ＞だいたいそんなもんでしょ。人のせいにした方が楽だし。
空虹桜＞楽の仕方がみっともないよね。
Ｕ・Ｂ＞なかなか斬新な否定句。で？
空虹桜＞悪口のアプローチが、だいぶ嫉妬激しいよなぁと。
Ｕ・Ｂ＞嫉妬ですか？
空虹桜＞妬み以外の何物でもないと思う。違う。感じる。
Ｕ・Ｂ＞妬んでもなんとかなる問題じゃないですよね。
空虹桜＞そこが中途半端でさ、なんとかしたいわけじゃないんだよね。
Ｕ・Ｂ＞ああ、現状解決をする気はない。
空虹桜＞言うなればアイロニィだけど、根暗だっていう。
Ｕ・Ｂ＞ああ。根暗ね。湿度の多い国だから（※３）
空虹桜＞よくそゆこと言いたがる人たちいるけど、そんなことどうでも良くて、なんか因果関係はもしかしたらあるかもしんな
いけど、別に因果を解きたいわけではなく、見かけられる事象として、やりようというか言い様が根暗だよなぁと。
Ｕ・Ｂ＞言わんとしてることはわかるけど、じゃあ、その根暗感って、なんなんッスか？
空虹桜＞なんだろね？憧れとかを素直に口にするのがはしたないんじゃないかな。
Ｕ・Ｂ＞また、違う言い回しを持ってきた。
空虹桜＞奥ゆかしさみたいなモノって、上品さと密接に連携していて、たしかに大事な要素だとは思うんだけど、用い方を間違っているとい
うか、ダサく使ってることに無自覚なんだと思う。
Ｕ・Ｂ＞「無自覚」って、最近わりに空虹さん口にしがちなフレーズですね。
空虹桜＞たぶん、言い出した時点ではみっともなさの自覚があったと思うんだよね。それが歴史を重ねることで、自覚が消えていって、ダ
サさだけが残って継承してるっていう。伝統の滑稽さなんだけど、なにせホラ、象徴になれること自
体、カリスマ性が必要なのに象徴であることを全否定する旧皇族とかがいたりして、滑稽だよ
ね。（※４）
※１ 安倍晋三はお坊っちゃん：2018/2現在の日本国首相についてのお話。まぁ、五世祖父からWikipediaにページがあるんだから。
※２ 東大卒：東京大学を卒業した人のこと。東大卒だろうがなんだろうが、人にはそれぞれ生きる道があるというお話。それがわからない人たちはめんどくさいですよね。
※３ 湿度の多い国：日本列島はケッペンの気候区分では、ほぼ温帯湿潤気候または冷帯湿潤気候に属するんだよ！
※４ 空虹１９行。Ｕ・Ｂ１３行で、俺の大敗。なんであっても悪口は滑稽だと言うことで、ああ、人のフリ見てなんとやら・・・
