目の前に座る男の子が語る蘊蓄聞きながら、わたしはそんなことを考えてた。
1つ歳上の大学生だけど、クラスメイト連中と大差ない由緒正しい「男の子」
きっと彼は、彼らは「無知なわたし」を望むだろう。可愛らしいけど幼すぎて辛い。
陽気に飲んで踊るのは楽しいけど、終わったら空しくない? 空しさ埋めるのに体求めるのは愚かすぎない? ありきたりでつまんない。
中学からブラックしか飲んでないけど、浅はかと笑う浅はかなわたしは・・・ちぇ。
「珈琲の超短編」投稿作
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