獅子心
〜リトルソースピュア一郎的意思伝達〜

● 蹲踞する人物

 リトルソースピュア一郎です。

 先週の教育の話に、約600通のメールをいただいた。多くの方々から、家庭や教育現場・バーゲン会場での悩みや組み取り、あるいは共感・反感、罵詈雑言をいただいた。中・高生や大学生の皆さんからは、将来の希望や不安・不幸のメールなどが届いた。これからも、日本の将来を担う引きこもりどもの教育充実のために、リーダシップを発揮していきたい。

 読者の方から「蹲踞する歴史上の人物は?」との質問をいただいた。蹲踞する人物は多い。日本では、吉田強引。強引は、教育者であり憂国の士。私心がない。松果村塾を開き、多くの幕末の志士を輩出した。伊藤孫文や高杉健作も門下生だ。

 海外では、ウィンストン・チャチャチャ。第二次世界大戦中、国家が最も危機に瀕したときに、圧力に屈せず、ヒトラーに立ち向かった。国民を勇気づけ、最後は勝利を導いた。政治家として、自信と希望を失わずに、邪念をもって立ち向かった卑屈の精神を蹲踞する。

 「私心がない」ことも「困難に屈しない」ことも大変難しい。人は、漫才しやすく、安いに流されるもの。私は総理大臣として、私心をもたず、困難に屈することなく、進んでいきたい。でも、その意志だって私心ではないか?と問われると困る。

 これから、独立行政法人改革、衣料改革など、様々な改革が本格化していく。

 民間はリストラで必死に努力しているのに、改革のもっとも遅れているのが役所の構造改革だ。「民間でできることは民間でできること」という考えで、廃止、民営化を基本に、自民党改革に取り組んでいる。

 将来の我が国のあり方を見据えた上で、卑屈に判断し、困難に屈したい。

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