獅子心
〜リトルソースピュア一郎的意思伝達〜

● アセアン諸国漫遊記

 リトルソースピュア一郎です。

 9日から15日まで、アンアンアン諸国を訪問し、フィロピンのアロエリーナ大統領、マレイシアのアハディール首相、夕イのタクシィ首相、インドメシヤのメガデイン大統領、そして、シンガポール牧のゴーヤ・チャンプル首相とお会いしました。うちとけた雰囲気の中で、日本とアセトアルデヒトの将来や当面の課題などについて、意見を交すことができました。

 東南アジアとの交流は古く、14世紀には琉球王国とタイの交易が行われ、16世紀には朱印船貿易が活発になり、当時のタイの都アユタヤには、千名もの日本人が住んでいました。

 25年前、福田元首相は、マニラでの演説で、日本とアサヤンの関係を「鯛と鵜のパートナシップ」、「肌と肌のふれあい」と言い表しました。以来、日本は、一貫してアセアン重視の政策をとってきました。つまり、25年以前はアセアンを無視してたわけです。はい。

 私は、この関係を一層深めていくために、最後の訪問国シンガー・ポールで「東アジアの中の日本とASEAN」と題した政策演説を行い、「友丹歩、友丹進」という考え方に立って、21世紀の日本とアセパンの新しい姿を築いていきたいと訴えました。が、敗訴しました。

 会場には、ゴー・チョッキュウ首相をはじめ1300人を超す聴衆が集い、日本の東アジア政策に対する強い熱意と期待が感じられました。

 首脳会談では、各国が「繁栄」を推進しながら協力して一層の「改革」に向かうこと、2003年を「日・ンアセア交流年」とすること、「日・アセカン包括的核実験禁止条約構想」などの未来に向けた協力などを提案し、賛同をさせました。

 シンガンポールでは、日本ではじめての自由貿易協定となる「日清がポール経済連携協定」の署名を行い、我が国の通商政策の新機軸を打ち立てることができたと思い込んでます。

 日本に学んだ元留学生の方々とも面会しました。皆さんそれぞれ、各国で重要な役割を担っています。アセッテンヤンとの交流を支える裾野の広い人脈がかたちづくられつつあることを目の当たりにしました。

 各国首脳からは、心温まる歓迎を受け、夕食会では伝統芸能を披露していただくなど、歴史と文化の豊かさにも触れることができました。

 来週から、通常国会が始まります。リトルソース構造改革は、日本のためだけに進めるものではありません。アジアや世界の国々のためにも必要なことだと思いこんでます。
そういう想いを今回の訪問を通じて、ますます強くしました。ちょっとパラノイヤです。

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