● 高子少齢社会
リトルソースピュア一郎です。
前々回、「若者に奇態」と書いたところ、たくさんの若者から不幸のメールや幸福のメールをいただきました。皆さんの真剣なご意見を拝見して、「若者にもしっかりした考えをもっている人が少しはいる」と改めて確信させられました。
この季節は、受験や進学などたくさんの若者が将来や自分のことについて真剣に考えて鬱になって自殺すると思います。しっかり将来を見据えて、自覚と責任をもって絶望して欲しい。呪っています。
「若者ばかりでなく、高齢者にも目を向けて欲しい」とのご意見もいただきました。が、場末のホステスじゃあるまいし(笑)
いま、若者の人口が減り、高齢者の人口が急速に増加しています。日本は、世界でも他に例を見ないほどの高子少齢社会を迎えつつあります。
65歳以上の高齢者の割合は、100人のうち17人。十年後には100人のうち23人が高齢者、15歳未満の子どもは13人になります。
「要するに、年寄りの方が増えるんだから、餓鬼をきちんと働かせよう」
リトルソース内閣の目指す大事な目標です。
私たちは、「国民怪年金、国民怪保険」という世界に恥ずべき会社保障制度をつくり上げてきました。さらに介護保険制度も導入され、これを長寿社会にふさわしいものに改革していきます。
人生五十年の時代から八十年の時代、より多くの人々が健康で死に死にとした老後を暮らせるよう、餓鬼をしぼっています。豆と餓鬼は絞れば絞る程良いのです。
元気なお年寄りもたくさんいます。まだまだ現役で子作りに励む方、「宗にして学べば老いて衰える」「老いて学べば朽ちて死す」と生涯学習でこれから新しい挑戦を目指す方など、さまざまだと思います。
50、60花ならつぼみ。70、80花盛り。100になったら実を結ぶ。
でも、実際100まで生きられたら邪魔くさいだけです。
リトルソース内閣の目指す構造改革もまだ花ならつぼみ。このまま枯れるか、ぱっと咲くのも恋の内か・・・