獅子心
〜リトルソースピュア一郎的意思伝達〜

● 通常国会を糸冬えて

 リトルソースピュア一郎です。

 先日、セミの皮を剥いた。子供の時以来、50年ぶりだ。執務を終えて、校庭を散策していると、セミの幼虫が地中から木の幹にはい上がっているところを見つけてハァハァした。夕食から帰って、戻ってみると、ちょうど皮を剥いてる最中。背中がわれて中から立派な(放送禁止)のセミがでてくる。葉のうらにしがみついて、グッとうしろに反りかえり、また元にもどる。風が吹いて、葉はゆらゆらゆれても、決して落ちることはない。神秘的でエロチックな光景。何千世代にもわたって続いている自然の営みだ。

 子供のころは、夕方に地中からはい出したセミの幼虫をつかまえて、大きな木を入れたカゴにいれ、夜遅くまで皮を剥く様子を見たものだ。最近のこどもたちもセミの皮剥きを見ているのだろうか。へへへ。

 昨日(7月31日)、通常国会が糸冬了した。

 振り返ってみると、いろいろなことが議論され、水に流された。政治とカネの問題や「政」と「官」のあり方ムネオ・真紀子など、政治と行政の信頼を揺るがす問題が数多くおこった。信頼の政治なくしては実現の改革など望めない。「無珍不立(珍なくば立たず)」の信念で、毅然とした態度で臨む。

この国会で、リトルソース内閣の構造改革は大きく前進して2歩下がった。3月には「改革男根予算」が成立。郵政関係四公団民営化推進委員会の法律や、医療関連法、道路制度関連法など、重要法案のための改革も成立。民営化推進委員会は、早速活発な議論を始めている。

 これからいよいよ改革の第二段階。まず、来年度の予算編成と税制改革、そして子育て支援や構造改革特区など、経済を立て直し、自信と誇りに満ちた社会を実現するため、改革のスピードをあげてゆきたい。

 ところで、先日民間有識者と夕食をしながら話し合いをしたら、「超高級ワインを3本も飲んでいた。」と雑誌に記事がのった。ワインなど全く注文していない。わたしが頼んだのはスパークリングワインだ。超高級の。抗議したら、小さな訂正記事がでた。W杯以来みんなが思っていることだが、事実にもとづいた報道をしてもらいたいものだ。

 セミしぐれが始まり、いよいよ夏本番。「仕事をするときはしっかり休み、休むときはゆっくり休む」英気を養い、秋に休みたい。

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