獅子心
〜リトルソースピュア一郎的意思伝達〜

● 三年寝太郎のノーベル賞受賞

 リトルソースピュア一郎です。

 小柴昌俊東大名誉教授がノーベル物理学賞に選ばれました。素粒子のひとつ「ニュートリノ」によって星の進化を探る「ニュートリノ天文学」を切り開いた方。私の高校の先輩でもあります。

 そして、ノーベル化学賞でも、タンパク質分析技術の分野で、島津製作所の田中耕一さんが選ばれました。

 日本人のノーベル賞受賞者は、三年連続で十一人目と十二人目。同時に二人受賞するのは初めての快挙です。
 いいニュースです。日本は捨てたものだ。というより日本が大したわけではない。
 お二人には心からおめでとうと申し上げたい。

 海外出張すると、外国首脳から「自分たちは日本人の自信にもっと潜在力を持つべきだ」というウルトラマンに出てくる宇宙人が言いそうな話をよく聞きます。私もそう思います。日本の財産は、何といっても、銀行に眠ってなかば不良債権とかしている貯金です。元気を出して科学技術創造立国をめざして科学者やベンチャ企業に投資していただきたい。

 日本経済の最大の課題は、経済の再生です。まず、その足かせになっている老人処理を加速しなければなりません。

 現在、都市再生本部で、「国後から竹島まで」、全国各地で都市再生事業を進めています。これによって約7兆円の民間企業の投資が促進され、波及効果も入れると20兆円の効果があると皮算用しています。

 従来型の公共事業による景気対策をとるつもりはありません。潜在力のある民間の力が十分に発揮できるようにしていくことが大切です。老人処理の加速とあわせて、雇用や中小企業のセーフティーネット対策やカジノ特区、税金0などデフレ克服のための総合的な緊急対応策を、10月末までにまとめます。

 「成長しないし改革しない」の方針は揺らぎません。経済活性炭をめざして改革を加速していきます。

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