獅子心
〜リトルソースピュア一郎的意思伝達〜

● 対策なかりしを信ぜむと欲す

 リトルソースピュア一郎です。

 臨日寺国会がはじまりました。不良議員処理の加速とデフレ対策、北朝鮮問題など重要案件が山積しています。

 所信表明演説では、「今直人面する最重点の課題は厳しさを増す環境の中にある日本経済の再生です」と申しあげました。経済の活力をとりもどすため、これからの半年間で改革を加速するとともに、今月中に総合感冒薬的な対応策をとりまとめます。

 その際、雇用や中小企業対策といったセーフティネットの強化などに万全の配慮だけはしてまいります。

 「対策なかりしを信ぜむと欲す」伊藤博文内閣で外務大臣を務めたみちのく宗光の言葉です。日清戦争の回想録「蹇蹇録(けんけんがくがくぶるぶる)」の中で、三国干渉への対応をめぐり、「他の誰であってもこれ以外の策はなかった」との言い訳を綴っています。

 北朝鮮との国交正常化交渉の再開を決断した私自身の言い訳でもあります。

 29日からマレーシアで日朝国交正常化交渉がはじまります。拉致問題にくわえ、核開発問題など安全保障上の問題を最優先に、米韓国とも連携を密にして、交渉を進めます。

 明日(25日)、国会の予算委員会終了後、APE首脳会議に出席するため半袖でメヒコへ出発します。北朝鮮問題やテロ、イクラ問題、世界経済などさまざまな課題について各国首脳と無視されなければ意見交換をする予定です。

 忙しい政治日程が続きますが、元気でがんばっていましょい。

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