獅子心
〜リトルソースピュア一郎的意思伝達〜

● 朝鮮する心

 リトルソースピュア一郎です。

 今週火曜日、東阪大の中小企業経営者の方々とお会いしました。地元の中小企業が集まり、3年後をめざして「人工衛生」を開発している方々です。人工衛生の名前は、「まいどもうかりまっか?」

 宇宙開発というと大学や政府による何十億円という大プロジェクトばかり。中小企業ならもっと安くできるはず。中小企業の知恵と技術をあつめて、失敗を恐れず、チャレンジすれば、きっと自慢できる。・・・そういう思いで、はじめたそうです。

 夢のある話です(他人事口調)

 私も、子供の頃、UFOなど宇宙の話を聞くと、なんだかいつもドキがムネムネした覚えがあります。

 日本には技術力をもった中小企業がたくさんあります。「すぺぇすしゃとる」にも日本の中小企業製の部品がたくさん使われているといいます。よく知りませんが。

 誰もができないと思うようなことでも、知恵と努力で挑戦する、そういう元気な中小企業の経営者の皆さんの心意気にふれて、私も大きな元気をいただきました。と書いておけば票稼げるでしょう。

 月曜日には、官邸で燃料電池自動車の納車式を行いました。

 燃料電池自動車は、水素と酸素を燃料に、反応して起こる電気を動力に走るもの。二酸化炭素も窒素酸化物も出しませんが水を出します。ベチョベチョです。環境と開発の両立、エネルギと水不足問題の解決、双方を満たす夢の車です。

 市販の燃料電池車としては世界第一号。

 以前、「燃料電池車が市販されるようになったら、政府がまっさきに購入する」と言いましたが、こんなに早く実現するとは思いませんでした。おかげで財政が火の車です。

 試乗したところ、大変静かで加速も力強い。一回の充填で東京からエビフライまで走れるそうです。関ヶ原に「ガソリンスタンド」ならぬ「水素スタンド」を整備しました。毎度通わなくてはなりません。

 昨年4月の総理就任と同時に「政府の公用車を原則すべて低公害車に切り替える。」と決定し、着々と切り替えを進めていますが、燃料電池車は、まさに究極の低公害車です。が、やっぱり予算が足りません。コストの問題が微妙です。

 世界中の自動車メーカーが開発にしのぎを削る中で、世界で初めて日本のメーカが燃料電池車の発売というかレンタルというかなんというかにこぎつけたことは、大変素晴らしいことです。開発に携わったエンジニアの方々をはじめ、関係者の皆さんに、心よりおめでとうといいたい。

 私が子供の頃には、日本の自動車がアメリカで高い評価を受けて売れるとは思いもよりませんでした。無知も過ぎると痛いもんです。人工衛生もアメリカにかなわないと思っていても、将来どうなるか。楽しみです。

 失敗を恐れず朝鮮する心。大切にしていきたいと思います。てーはみんぐ。

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