国立げんなり研究所

file4:「中島美嘉」にリバーヴをかけまくるオートマ

所長:今回もまたまた唸るバクテリア君の投稿で

助手:所長。どうして突然順番が入れ替わるのですか?予告では一番最後に出てたネタでは?

所長:ふぉっほっほっ。件の唸るバクテリア君がな、「中島美嘉なんてあと2・3年でいなくなるんだから、さっさと出しちゃった方がいいって。旬を逃す手はないYO!」とかなんとかホザきよったからに、こちらとしてもしかたないのじゃ。

助手:それにしたって所長、他のネタだって、とうに旬は過ぎてるんですが。

これはね、また知り合いの話なんですけどね。
いやね、この人高校の時からちょっとなんかセンスのね、ピントがずれてはいたんですよ。

変だなぁ。
変だなぁ。

って思ってたんですけど、まぁ、わたしもね、面白ければそれでいい人ですから、それはそれで煽ってたんですよ。
仮にYさんとしておきましょうか。彼、車をね。買ったんですよ。親に半分ぐらいお金出してもらって。それはね、大学生ですしね。自腹で買えってのは難しい話でしょうしね。
わたしもね、その時はちょうど、乗せてもらう立場でしたから、オートマ4シータの中古スポーツカに文句は言えないんですね。
男4人、スポーツカに乗ってましてね、もちろんスポーツカだから車高が低い。それでね、カーブにさしかかると底を擦ったりとかしてね。
まぁ、それも旅の楽しみかなぁ。なんてね、思ってたんですよ。わたしはね。
わたし以外の3人はね、わりと今な人たちですから、エンジン音を楽しむなんてことはない。オートマだからってこともある。
それでね、カーステにMDやらCDをね、かけてたんですよ。

変だなぁ。
変だなぁ。

わたしはね、普段avex系は聞かないし、中島美嘉って誰?なぐらい、時代から外れてる人ですから、ハッキリ断言できない。
ちょうどその時、前のシートに座ってた、仮にMさんとしておきましょうか。MさんがYさんに訊いたんだ。

「これ、音、違くない?」
「ああ、俺、ウーファ聞いてると頭痛くなるから、高音出るスピーカに金かけたんだよね。他にもいろいろエフェクトかけれるよ」

「うわぁぁぁぁぁぁっ」ってわたしが心の中で叫んだ途端、意識がスーッと遠くなった。
高音カットしたレーベルゲート仕様のCCCDに録音された、高音出ないヴォーカルを、高音しか出ないスピーカでリバーヴかけて再生してる・・・

それ以来ね、わたし、変に音楽詳しいフリするのやめようって、心に誓ったんですよ。

所長:これの象徴的なところは、もちろん「稲川口調」じゃな。

助手:たしかにそうですけど違います。この人、やっぱりすぐ影響されますね。

所長:ゴホンッ。この話の象徴的なところは、もちろん、長いところじゃな。

助手:違います。わかりにくいボケばかりかましてると、ぶっ飛ばしますよ。

所長:なにも、死にかけの老いぼれを足蹴にすることは無いじゃろうに。

助手:なら早く死んでください。わたしも転職先探さなくちゃいけませんから。

所長:・・・まぢで?

助手:わりとまぢで。

所長:ゴホゴホゴホ。ふぅ〜、すまんが、お茶持ってきてくれんか?

助手:安いお茶にしときますね。勿体ないですから。

所長:・・・ひとまず、要点は次の通りじゃ。

File4:「中島美嘉」にリバーヴをかけまくるオートマ
豚に真珠。猫に小判。「中島美嘉」に高音スピーカ。

助手:名誉毀損で訴えられたら、所長、きちんと責任取ってくださいね。わたしは転職先探しますので。

所長:ふぉっほっほっ。こんなマイナサイトを名誉毀損で訴えるヒマがあったら、SMEはチッとはマシなヴォーカルを捜し出すことじゃな。

BACK

BANNER
(C) Copyright Unaru Bacteria,2003
e-mail bacteria@gennari.net