雑感・レヴュ集 メタセコイア
展覧会とか

イヴェント名記述者記述日
みちのく いとしい仏たち唸るバクテリア2024/02/20

本文中のリンク先には、アフィリエイトを含むことがあります。ほぼお金になってないですけど。

2023年最後に見た展覧会は「みちのく いとしい仏たち」@東京ステーションギャラリー
Gmailがウルトラご機嫌斜めで大変だったので、前売りのQRチケット表示までにも到らずタイムアウトしやがったり、ああ、これだからインターネットは使えねぇ。と、久々に身悶える。
とはいえ、スタッフの皆様はこの手の対応にも慣れているらしく、入場させていただけました。ありがとうございます。
悶えるほど可愛い民間仏の集まり。今年ベスト展。期待してたけど期待以上。
本当に可愛くて、思わず声出ちゃうほどなのだけど、しかし、違う。
これは「めんこい」です。「めんこい」を物質化したらこうなります。ありがとうございます。
やった!これで、俺に概念が増えた。
メインビジュアルの「山神像」兄川山神社が最たるところだけど、デッサンの取れていない微妙な崩れっぷりが、いかにもリアルに素人作といった印象。
であるからこそ、それでも作りたかったという祈りというか、衝動みたいなモノも強く感じる。
物欲の神様が、図録を買え買えとずっと耳元で騒いでたんだけど捻じ伏せるのが大変でした。
おそらく、U・Bという人間にとって、日本という国ってホントはこういう国なんだ。切実だけどおとぼけで、全部愛してやる世界だよ。愛おしくてたまらないじゃないか!
トーハクでよく見る仏像展とは違う、ほんわかさと、なによりキャプション書いてる人がどうかしている
愛が深くて、超細かいとこまで見ていて、キャプション一読しただけで像への解像度がゼロ2つぐらい変わるにもかかわらず、ホンノリと悪意があって、最後の最後に我慢しきれず「稚拙」と書いてて爆笑しかけたけど、ヤだ。これは、トークショーとか聞きたい。最高。
唯一にして最大は写真撮れなかったことだけど、これ撮ってたら三時間コースだったの請け合いなんで、まぁ仕方なし。
こういうのって、新資本主義的には、どーでもいい、それこそ「稚拙」で「破棄」すべき存在なんだろうね。
俺には、つい昭和初期まで狼像に乗って子どもが遊んでたとかいう事実のが豊かに感じられのだけどね。
フォトスポットでパチリ

広告

BACK

雑感・レヴュ集 メタセコイアBANNER
(C) Copyright Unaru Bacteria,2023
e-mail bacteria@gennari.net