雑感・レヴュ集 メタセコイア
洋画

エミネムが好きだから面白かったけど、好きじゃなくても楽しめると思います。
まぁ何せ中国語字幕なんで罵り言葉の連続としか印象がないけどね（笑）。
それでもエミネムの曲をうまい具合に取り入れていて良かったっす。
ここでこの曲を使うのか！とかこんな時にこの歌詞は生まれたのか！とかね。
あとは、ラップ勝負がかっこいいと思いました。あんな勝負は日本にないもんね。
あまりでかい口は叩けないけど、
「これじゃ日本のラッパーは一生勝てないよ。」と思いました。
生まれてくるところが違うというか土台が違うね。根本がちがうんだねぇ。
ずっと歌詞を書き貯める勤勉なところも表現されていて、
「プロのクリエイターはやっぱこうなんだ！こうでなくては！」
エミネムもやっぱ努力家なんですな。偏見っすけど。
エミネムって強い人だと思ってたけど、映画の中では意外に弱い子だったりします。
緊張に耐えられない、家族ともうまくいかない、いじめにあう、女ともうまくいかない。
ネガティブなところから生まれてきた異端児が出会ったラップみたいな。
ネガティブに生きていくのも悪くないと思いました。いい意味でね。