雨マークがちらついてもいたけれど、むしろ
雨降った方がフラカンっぽくね?とも思いつつ、「
フラカンの日本武道館 Part2 〜超・今が旬〜」です。
席に着いてみたら、ビックリするぐらいの
真横!
何度か横だなぁと思ったことはあるのだけど、完膚無きまでの真横。
しかし、これはこれで良い。なにせ
袖が見える(笑)
定刻2分過ぎて影ナレだけど、影ナレがようこねぇーさん。たぶん。
「
間違えてごめん 」
で、場内が苦笑いするのだけど、悪意とか困ったではなく、
可愛いなぁといった。ようこねぇーさん可愛い。
結果、10分押しで16:40スタート。
はじまる前から手拍子でステージメンバーを呼び込むオーディエンス。
袖を見てたら、派手な人がいてムムム思ったのだけど、あとでよく見たら
スーパーローディ・キュウだった。
やっぱり仕事できるは。あの人!
新しい曲がメインのセットリストは「少年卓球」ではじまって、8曲目にして、圭介の声が涸れるかと思ったら
まさか盛り返す。
<font size="5">これが10年の成長か!!!</font>
あと、今回の武道館、無茶苦茶音が良くなってた気がした。
解像度が上がってた印象でスピーカとかより、もっと細かい機材が良くなったんじゃないかしら?
ハイライトはやっぱり「ハイエース」からの「深夜高速」なのだけど、「ハイエース」で
先代のハイエースがステージに登場というサプライズ。
武道館のステージにハイエース登場って、史上初?
そんなの「ハイエース」って曲の意義が俄然高まるじゃないですか。
もちろん、フラカンにとって「ハイエース」は大事な曲だけど、日本のロック界において「ハイエース」の価値が上がったのでは?
なお、ステージに上がったハイエースは機材屋さんに一時預けられた後、廃車の手続きを済ませて、この場にいると。
アレだったら持って帰っていいよってさ!
そして、鈴木圭介すらChatGPTにすがる時代。
OpenAIは昨日の時点でセットリストを知っていた!!!という衝撃の事実。
「
この10年の曲が唄いたい 」
と鈴木圭介はグレートマエカワは言うのだけど、今回のライヴタイトルで「今が旬」と言い切ってることからも、よくわかる。
そんな中での「深夜高速」は象徴だから仕方ないのだけど、むしろやっぱりこの中で10年の中で最新の「ラッコ!ラッコ!ラッコ!」の
破壊力は異常。
曲名を覚え切れていない問題があるのだけど、最近の曲にホンノリ漂う
闇の深さは、ライヴ中のメンバー紹介でグレートマエカワが
「
この人の完全復活がありました 」
言ってたところに如実だし、鈴木圭介への熱い愛を感じたりはする。
もちろん、ヴォーカルがフロントマンだからこそだけど、それだけだったらメンバーチェンジ無しは成り立たない。
あと、「行ってきまーす」でバズーカで放たれて、テープが舞ってるの見てたら、
何故か泣きそうになりました。
わりと多くの時間、アリーナのオーディエンスを見ていた気がする。
そして、新しい曲と言ってたのに本編ラストは「白眼充血絶叫楽団」だったりするところが
なんともフラカン(笑)
アンコール前には、ホントに4列ぐらいの前の人たちがウェーブをはじめ、最初は誰も乗らなかったのを無理矢理乗せた結果、それが一周するだけでは飽き足らず、折り返しさせようと繰り返し、
ちょうど真ん中で落ち合う直前にステージライトが点くというサプライズ。
アンコールは古い曲で「涙よりはやく走れ」「はぐれ者讃歌」「真冬の盆踊り」
ダブルアンコールには「NUDE CORE ROCK 'N' ROLL」で19:05終了。
ダブルアンコール前にグレートが例のあのバトンをステージに置いて、
「
次やるミュージシャンは取りに来てください 」
言い張りましたとさ。
直後に、
「
もう1回僕らがもらうって手はないの? 」
と
圭介がやる気だったのが、なんとも微笑ましい(笑)
3度目が、今から楽しみで仕方が無い。