去年月イチで通った武蔵野館に、今年初めてやって参りました。
「
愛なのに」を見るために。
まさか、前から2列目なのに両サイド埋め立てられるとは!そんな人入るような映画だっけ?ほぼ満席。
それはそうと、
いこかさんのおっぱい!おっぱい!
思いの外、質量ある感じで軽く驚きでしたよ。
ねっとりしたセックスも良かった。
ねっとりセックスしたい。
ねっとり(なにを突然)
まさか不倫で話題になったバンド a.k.a ゲスの極み乙女。のドラムの人が、劇中とはいえ、不倫セックスするシーンを見る日が来るとは!
因果。
ただ、好みとしては熊本さん as 向里祐香のサバサバなクセに、あざとエロい感じの方が興奮します。ええ。
おっぱいの形も好き。抱くと気持ちいいタイプ。向里祐香は初見の女優さんだけど、今後チェックします。
ただまぁ、途中笑ってしまったとはいえ、
人のセックスを笑うなというか、セックス下手な人なので、
他人の下手を笑えない。ぴえん。
ホント、ウマくなりたいわぁ・・・
そこいくと、そりゃ、
瀬戸康史はセックス上手に決まってますよね☆
閑話休題。
城定秀夫という監督はホントに映画ウマいなぁと。
110分ちょっとに必要な情報だけじゃなく、もう一本ある映画との仕掛けもしっかり仕込んで、笑いも取るし、なにより
エロがちゃんとエロい。
冒頭の盗んだ本が夢野久作「少女地獄」ってのもたまらんッスな。
夢野久作詳しくないけど。
ラストシーン完璧ですよね。アレでカットオフですよ。
100%好きじゃないですか。
そして、仮面ライダーキバの頃からは思いも寄らないぐらい、瀬戸康史の芝居が良い。
ビックリ。こんなにいい芝居するんだ。ヒャー。久々に男子三日会わずば。
ボンクラというか、こちら側感溢れる古書店主。
エンドロールで瀬戸康史の名を見るまで、すっかり瀬戸康史なのを忘れてた。
だって、あの人、絶対
昔の女を追いかけ続けないでしょ?(偏見)
逆に、河合優実はこれで見るの3本目とかだけれど、あんな娘に「結婚しよう」言われ続けたら、そりゃ落ちますよね。まったく。
相変わらず素晴らしい唇。
全然結婚願望ないけど、「結婚しよう」言い続けてみようかと思いましたよ。
いや、作中同様「気持ち悪い」言われるのがオチなのだけれども。
ちなみにあの両親、城定組なんですね。ちょっとあの二人が活躍するピンク映画見たくなった。
そうじゃなく、やっぱり、パンフでもさんざ言及されている「
愛を否定すんな 」がハイライトですよね。
なお、パンフの首藤凛の評が抜群で、これ読んだらエロいこと以外で俺に言えることはないと思えるほど。
あと、腹抱えて笑った岡沼 as 丈太郎がハンカチ奪って公園走ってくシーンぐらい?
あのシーン最高だったなぁ。丈太郎君、冴えない感じなんだけど、しっかり次の女の子に行ってるあたり、思春期の逞しさを感じましたよ。ええ。
嫌いなタイプの顔なので、積極的に見たいとは思えないが(待て)
って、えーと、わりと先が読める話なので、どういうチェックポイントを通過して、着地するかが焦点なんだけど、パンフの中盤、スタッフ紹介後のページを見ればわかるとおり、なんだかんだで、一花(さとうほなみ)と亮介(中島歩)は愛し合っているというか、互いを必要としている。
もしくは、亮介の馬鹿さ加減を受け入れているので、浩司(瀬戸康史)につけいる隙は無いわけだ。
「愛なのに」いろいろ迷って、苦しんで傷つけ合って、どうでもいい人を巻き込んで勝手に収束する。収束させようとする。
でも、だからこそ「愛を否定すんな」なのだ。
否定しなければ、どうでもいい人でなくなることがきっとある。
そう信じなければ生きてけないじゃないか。
どうでもいい人じゃないと信じる。