「
アーティスト」見てきました。☆4つ。
1年ぶりぐらいに新宿ピカデリー来たら、ポイント失効してた・・・
それはともかく、噂通り客はまばらだったんだけど、ワンスアゲイン映画かと思ったら、スペシャルな
犬映画だった!
鳴き声を一度も聞かせず、ここまで犬映画感を漂わせるとはおそるべし。
物語の中心は「役者は特徴がなきゃいけない」と黒子を描いてもらって売れた女優が、愛した男優の特徴をどこに見いだすか?
なんだけど、ちょいと予定調和が過ぎる印象がなくはない。
ただ、予定調和を越えてよくできた映画だなぁっていう。
雰囲気に飲み込まれてしまえば、しかるべき物語の展開なんだよね。
したがって、
「映画見た」感がしっかりある。
サイレントとトーキーの使い分けとか、そこ!ってところが満たされていれば、ジャンルとしてはOKっていう。
ジャンルとしてOKってのは、客を満足させるにわりと重要な要素で、素直に満足しました。
サイレントほぼ初体験でも、
あんまり寝なかったし。
トータルで見れば、映画史にそこまでのイレコミがないけど、面白い映画ではあるかなぁと。
でもって、ベレニス・ベジョが可愛く見えて仕方ない映画です。