「
アメリカン・スナイパー」見ました。
なんだろ?自分の中に
この映画をしまう棚が無い。
よくできた映画で、「アメリカ的」と評価する人の気持ちも、「PTSDをベースに戦争の苦しさを表現している」と評価する人の気持ちもわかる。
でも、なんかそのいずれでもないなにかが、この映画に埋もれている感覚がある。
曲の無いエンドロールを見ながら、ずっと立った鳥肌が収まらなかった。
たぶん、帰国直後にバーで飲んでたあたりから、映画の質が変容してるんだよなぁ。
本来もっと尺があったのを、実は短くしたんじゃないかと思わせるような変容。
たとえば、なんで日本人のオッサンとかが、鼻をグズグズさせながら見てたのか?
って思うんです。俺じゃないよ。隣で見てたオッサンが、たぶん、最後泣いてた。
それなりに映画を見きてきたと思うんだけど、よくわからない。
たぶん、死ぬまでにあと何回か見ると思う。
それまでに、自分の中に置く場所ができてるだろうか?
にしても、予告編はホントに冒頭のシーンばかりで作られていて、
イーストウッド怖い!と思いました。