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あやしい絵展唸るバクテリア2021/05/07

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あやしい絵展」行きました。
まさか平日昼間に、こんな人がいると思わずガックリ。過去来た東京国立近代美術館でトップクラスに混んでた。
いや、大昔に比べれば空いてるけど、こっちはもっと空いてるのを想定してきてるわけで。
わがままとはわかってるが、しかし・・・
本編も今ひとつと言えば今ひとつか?
もうちょっとパンチが欲しかったかなぁとは。
どっちかってっと、藤島武二とか少女画報 a.k. a 高畠華宵とか、大正浪漫的なの好きな女の子が多かった印象で、もっとエログロや、もっと幽霊を想定していた人としては「あやしい」の語のレンジの広さを学んだのかもしれない。
みんな大好きミュシャとかもあったんだけどね。
だからといって、竹久夢二とかに行くわけでもないところの匙加減が絶妙ではあるんだけど、微妙でもある。
月岡芳年ガツガツ並んでる方が楽しかったような。もしくは橘小夢。
田中恭吉「冬蟲夏草」や鏑木清方「妖魚」は、その線だったけどなぁ。
北野恒富「道行」の烏の一隻をずっと見てたかった・・・
メインアートが「ぼっけえ、きょうてえ」の表紙で有名な甲斐庄楠音「横櫛」だけど、「かいのしょう ただおと」って読むの初めて知った。
ベストは踊りの二枚「舞う」と「幻覚(踊る女)」を2枚並べてるのが抜群で、これを対称に並べた学芸員さんが最高です。惚れる。
もう一つ、「畜生塚」というとんでもないのがあって、この画家がちょっとどうかしてるのも学んだところ。
ひどいぞ。「畜生塚」
赤ん坊連れてきた人いたけど、これ、トラウマじゃね?
顔色の濃さでこの世かあの世か一目瞭然だね。
で、結局一時間ぐらい開場にいたので、イライラしてたわりには楽しんでたのかもしれず、もう己の時間感覚謎あてにならん。ビバ!老化。
ついつい、ブックカヴァを買いました。ぎゃふん。
でも、物販でTシャツ買うのを全力で我慢したので、誰か褒めて欲しい。
おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン(紫)」が最高すぎて、ちょっとどうしようかと思った。
これ着れる自信はあるけど、同族と思って近づいてくる人に100%対応しきれる自信が無い。
ガチのガチではないからねぇ・・・

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