とくに見たい映画もないけど、新宿ピカデリーのポイント貯まってるから、そろそろ一回ダータで見とくか?ってところで、「
ブラック・スキャンダル」見ました。
両隣のオッサンが
合掌しながら予告編見てて、どこか知らない異世界に来たかと思ったよ!
というのはともかく、素直に、
ジョニデ怪演!と心の中で喝采。
キチガイはキチガイでも、こっちのキチガイやらせても、ハマりすぎて怖いぐらいですね。まったく。
一番はコノリー宅でのディナーシーンで、コノリーの奥さん顔を撫でる、愛撫と脅迫の境界みたいな演技とか、実の弟ビリーを脅迫しつつ、何気に隣に座るフレミを脅してたりする辺りの絶妙な感じね。
いや〜、危うい感じが素晴らしくて素晴らしくて、にもかかわらず、久々に言い様のないモヤモヤしたまだるっこしさの残る映画でした。
ホント、
忠誠心とかヤだ。怖い。
あと、何気にコノリーが勝手に忠誠心振り回して、それに乗っかったジェームズ as ジョニデが痛い目見たって話だよね。これ。
別にジョニデ見る気がなくて、来週「オデッセイ」見るのとどっちにするかで、「ブラック・スキャンダル」にして正解でした。
ちなみに、原題は「BLACK MASS」ってことで、「黒い奴ら」ぐらいの訳かね?こっちのが雰囲気はあるかな。
(パンフ見たら「黒ミサ」って書いてた>「BLACK MASS」の訳)
「ブラック・スキャンダル」だったらタイトルがマンマ過ぎるからさ。