戦後80年と言われ、
もしかしたら闇市ブームが来るのかしら?
と思ってたところで、実は高島屋資料館でやってるよ!と聞きつけたので「
闇市と都市—Black Markets and the Reimagining of Tokyo」へ。
なかなか高島屋資料館の場所が見つけられなくて高島屋の中で遭難しかけたけど、1区画しかないちまっとした空間に
大量の写真!
サクッと見終わるような展示か思ったら、ガッツリ35分強見入ったり。
これは写美とかでキッチリやった方がいい展示。
最近、空虹さんから「
台湾人の歌舞伎町」を借りて読んでる最中&毎週のように新宿歩いてたりするので、新宿の闇市は
見事にあれがこれか!っていう。
本には足りなかった写真がここにはある。
展示の中で「台湾人の歌舞伎町」への言及もあるのだけど、それにしたって「聚楽」を曳家したとか、戦後直後どうかしている。
頭おかしい(笑)
ヨドバシカメラ東口そばの道が変だよなぁ思ってたら、中村屋が尾津組のせいで接道できなかったからとか、本当にどうかしている話がゴロゴロしているのよなぁ。
「光は新宿より」とか言っといて、テキ屋だし右翼だし警察ともズブズブだし、尾津喜之助のどうかしている経歴は、いかにも戦後。
チェーンを無理矢理漢字に訳して鎖状市場(たしか)のセンスも酷い。
終戦直後の米軍が撮った航空写真のな〜んも無い感も凄いのだけど、
あと、なんで高島屋でやってるの?思ったら、新宿高島屋の経緯がシレッと展示されていたりも。
タイムズスクエアは40年の宿願!
そして、パノラマ写真を展示中と。
上野の闇市のもっと暗黒も見たかったけど、そこは無く、しかし、
テキ屋の組織形態とかも説明されていて知らない事実。
オマケにだけど、
東京都公文書館という知らない組織が!
都でも公文書館!国分寺に!!!
なおなお、配られたハンドアウトが新宿の詳細なので、たしかにこれ持って見学旅行は楽しそう。
あとそう、展示解説をフライヤーの裏紙みたいなのに印字してるの、オシャで良いなぁ。