東京に住んでいるのであれば、歌舞伎町でシティーハンターを見なければならないのではなかろうか?
と、ふと思い立って見てきました。「
劇場版シティーハンター <新宿プライベート ・アイズ>」
いろいろ機嫌悪くなったけど、わたしは元気です。
ともかくだ、
完膚なきまでの昭和なのですよ。そこで広がるドラマは。ビックリした。
「
エンジェル・ハート」一通り読んでて、そん時は気にならなかったんだけど、
映像になるとこんなにまで昭和だったのか!
それこそ、山寺宏一も伊倉一恵も26の声には聞こえねぇ。とか、言い出したらきりがないんですけど、オッサン歓待映画を見たかったわけじゃなかったんだよなぁと。
だって、今やるってことは、
そこを押さえた上でのアップデートが必要なわけじゃないですか。
挿入曲がテレビシリーズベースで、いかんとも古く聞こえるけど、いい曲だから仕方ない。とか、
それは押さえるポイントだからいいんですよ。
ハンマーもカラスもいいんですよ。
でも、
決定的に間が悪い。
ちょっと、流石にこれで笑えない。キツいわぁ。
最後の最後とか、爆笑が起こってはいたけど、たしかに、俺もそこでは笑ったけど、
それはギャップ芸であって、神谷明の力なわけじゃないか。
いや、そういう話でなく、結局のところ、スタッフがリアルタイム世代だから
平成ではないんですよ。俺たちはすでに古い世代なんですよ。
そういう意味では、自分の老いを感じた。
なのに、最後の最後「Get Wild」のイントロで上がると思わなかった・・・
いずれにせよ、TOHOシネマズ新宿で見た甲斐はあったか。