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作品名記述者記述日
劇場版シティーハンター 天使の涙唸るバクテリア2023/10/12★★★

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たとえ予告編の神谷明に年齢を感じてしまったとしても、新宿で見れるんだったら見た方が良いよね。
という話でも「劇場版シティーハンター 天使の涙」見ました。
ちなみにだ。野沢雅子の声も流石に年齢が滲み出て・・・
閑話休題。
うっかり、TCXのリクライニングシート取ってたのだけど、両サイドは歌舞伎町に普段お前ら縁無いだろ!なオッサンヲタクだったので、死ねばいいと思うか、この席で良かったぁ!思うか神のみぞ知るみたいな状況。
結果的には、中盤から臭くて厭になりました。まる。
閑話休題2。
まぁ、シティーハンターなので、海坊主に猫の写真見せてたり、アクションが適当を超えて、場面のつながりすら無視してるからクラクラして仕方がないのだけど、せめて血の跡ぐらいつないでよ・・・は、諦めてるのです。
が、しかし、その手の、ある種漫画的な時空の歪みが良い方向に転がってる部分もあって、上映されてる2023年には、ビーナスフォートも大観覧車も大江戸温泉も無いわけだ。
いつのお台場だ?
そのクセして、新宿は異様にリアルな歌舞伎町だけど、新宿駅周辺に緑はそんな無い。
いいのだ。この都合の良い「俺の東京」感。
それを大手振ってやって許されるのはシティーハンターだからこそ。
ずるいぞ。冴羽。
そして、南海キャンディーズ山里はじめ、ゲストキャラのなんの効果もない、ただのゲストっぷり!(けど、本物のバナージに驚き)なんかは、パンフで神谷明の言うとおり、シティーハンターが「落差」の劇だというのは間違いないんだけど、じゃあ、キャッツアイの衣装を獠と海坊主が着て現れるの面白いか?と、問われれば目を伏せて、う、うん・・・と。
けれども、アンジー as 沢城みゆきなのである。
当代随一の名優は、ラスト20分ぐらいを完全に沢城みゆき劇場にしてしまうのである。
まさか、ベテラン陣が高齢化し一段力が落ちてしまってるがため、ひとりちょっと違う次元で芝居をすることになるという。
脚本の微妙なダサさというか昭和感は置いといても、沢城みゆきを堪能するにはだいぶお得な映画じゃなかろうか。

あと、ある種、どうしようもないオープニングネタを筆頭に、キャッツアイが大活躍というか、>いいから、キャッツアイ劇場版やればいいだろ!と。
宝塚からCHに入った職場の後輩はキャッツアイ知らんかったぞ。
そこが一番の爆笑ポイントでした。
声優ネタで行くと、ルパンは香だけじゃなく、「ふ〜じこちゃ〜ん」と、アンジーにこそ絡むべきなのだが・・・
どうせ声優ネタやピラルクー as 関智一とエスパーダ as 木村昴でドラえもんネタを・・・
なお、木村昴の「おぼえてろよ」がわからなかったので、教えてエロい人!思ったら、パンフにバッチリ書いてた。深読みしすぎた。

えっ?そんなことはどうでもいいから、「Get Wild」かかるタイミングはどうなんだ?だつて?
大丈夫。なんだかんだで、ここでかかるしかないよね。ってとこでかかったので気持ち良いですよ。
パンフに音響監督の長崎行男が書いてたけど、終盤に向けて違和感が収束し、シティーハンター見てる感が高くなるのは、衰えたとやいのやいの言うても神谷明と伊倉一恵の演技力たるや
でもって、ドルビーアトモスが変なエコー効かせてたので、劇中ずっと台詞が微妙だったのだけど、「Get Wild」はドルビーアトモスの甲斐があったよ!

でだ、どう考えても続編が必要な内容だったけど、エンドロールで思いっきり「The Final Chapter Begins.」出たけど、つか、そこら中に「The Final Chapter Begins.」書いてるけど、香の2発目のハンマーには「続編製作希望」みたいな書きっぷりで、まだ決まってないように見受けられる。
油断してると、レギュラー全員鬼籍に入っちゃうから、早くやらないとマズいって!北条先生だってさ!!!(不吉な)

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