雑感・レヴュ集
メタセコイア
映画

作品名記述者記述日
サヨナラCOLOR1sk2005/10/31★★★★

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シアターキノで見てきました。
公開二日目の割引の時間帯に見に行ったからえらい混んでて、整理券番号は50!
で座れた席は一番前の一番右!
上映終了後、首痛くなってました。
俺より後ろの番号は、席が足りないから狭い通路にパイプ椅子だしてましたからね。

それで本編の感想ですが、
良かった。
ストーリーはベタです。
医者である主人公(竹中直人)の病院に、高校時代からずっと想いを抱いていた同級生(原田知世)が入院してくる。
なんとか振り向いてもらおうと熱心な看護を続けて・・
ってベタな話です。
でも、良かった
そう感じさせる要素をいくつか挙げていきましょう。

竹中直人の独特の濃さ
顔がくどい、AV男優と間違えられてしまいそうなその風貌。
耳につくその台詞。人に迫る、そのしつこさ。
だけども、その振る舞いは、油っぽいものでなく、
どこかカラッとした印象。

原田知世の空気
笑顔。
海が似合う。
病院が似合う
患者が似合う。
声がスゴクいい!
とにかく、かわいい。

この二人の組み合わせ、クラスの「マドンナ」と「いじめられっこ」。
一歩間違えればストーカーの男。そんな男に心開いていく美女。
この二人だからこその独特な雰囲気が出ていました。

さらに原田知世と同棲している、ちゃらちゃらした男を段田安則が演じているのもGOOD!
「ふたりっこ」でダメ亭主演じてるのを思い出したよ。

まあ最も良かったのはですね。
SUPER BUTTER DOGのサヨナラCOLOR
この映画自体、竹中直人がサヨナラCOLORから想起したものなんですが、歌詞に書かれている、メッセージがこの映画からもしっかりと受け取れること間違いなしと思います。

最後は泣きそうになります。
俺は涙目だったんだけど、他のお客さんはかなり鼻すすってました
上映終了後、振り返って全体見回したら、1割弱がハンカチで涙ぬぐってましたからね。
これはやっぱ映画館(ミニシアター系)で見たほうがいいですよ。
一番前の一番端でも!

余談ですが、この映画、ミュージシャンがたくさん出てます、ってか出すぎ。
中島みゆきはゲスト出演じゃなくて助演ですからね。
席に座って映画始まるのまってたら、なんでかスチャダラの曲流れてきて、(キノってこんなだったかなー)思ってたら、映画のしょっぱなにスチャとアフラの4人が出てきてびっくりしてしまった。
なんか今年のRSRを思い出したよ。

もう一度、映画館で見たい映画です

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