シアターキノで見てきました。
公開二日目の割引の時間帯に見に行ったからえらい混んでて、整理券番号は
50!で座れた席は
一番前の一番右!上映終了後、首痛くなってました。
俺より後ろの番号は、席が足りないから
狭い通路にパイプ椅子だしてましたからね。
それで本編の感想ですが、
良かった。
ストーリーは
ベタです。
医者である主人公(竹中直人)の病院に、高校時代からずっと想いを抱いていた同級生(原田知世)が入院してくる。
なんとか振り向いてもらおうと熱心な看護を続けて・・
ってベタな話です。
でも、良かった。
そう感じさせる要素をいくつか挙げていきましょう。
竹中直人の独特の濃さ顔がくどい、AV男優と間違えられてしまいそうなその風貌。
耳につくその台詞。人に迫る、そのしつこさ。
だけども、その振る舞いは、油っぽいものでなく、
どこかカラッとした印象。
原田知世の空気笑顔。
海が似合う。
病院が似合う
患者が似合う。
声がスゴクいい!
とにかく、かわいい。
この二人の組み合わせ、クラスの「マドンナ」と「いじめられっこ」。
一歩間違えればストーカーの男。そんな男に心開いていく美女。
この二人だから
こその独特な雰囲気が出ていました。
さらに原田知世と同棲している、ちゃらちゃらした男を段田安則が演じているのも
GOOD!「ふたりっこ」でダメ亭主演じてるのを思い出したよ。
まあ最も良かったのは
曲ですね。
SUPER BUTTER DOGのサヨナラCOLOR
この映画自体、竹中直人がサヨナラCOLORから想起したものなんですが、歌詞に書かれている、メッセージがこの映画からも
しっかりと受け取れること間違いなしと思います。
最後は泣きそうになります。
俺は涙目だったんだけど、他のお客さんは
かなり鼻すすってました。
上映終了後、振り返って全体見回したら、1割弱がハンカチで涙ぬぐってましたからね。
これはやっぱ映画館(ミニシアター系)で見たほうがいいですよ。
一番前の一番端でも!余談ですが、この映画、ミュージシャンがたくさん出てます、ってか出すぎ。
中島みゆきはゲスト出演じゃなくて
助演ですからね。
席に座って映画始まるのまってたら、なんでかスチャダラの曲流れてきて、(キノってこんなだったかなー)思ってたら、映画のしょっぱなにスチャとアフラの4人が出てきてびっくりしてしまった。
なんか
今年のRSRを思い出したよ。
もう一度、映画館で見たい映画です。