雑感・レヴュ集
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映画

作品名記述者記述日
ドラッグストア・ガール唸るバクテリア2004/02/11★★★

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「つり眼はエスだ 眼鏡はド助ベだ」

ならヤラせろ(蹴)(本気)

いや、そんな映画なんですよ。ええ。ようするに、いくつになっても男はガキで、可愛いもんじゃないの?って話。もちろん、田中麗奈だって可愛い
だって、眼鏡に白衣にミニスカートだもの!!(某K.K嬢が(以下自主規制))

なんで評価が低いのかっていうと、単にこの映画、それしか内容がないからなんですよ。ええ。上映時間105分。ただそれだけ。
なら、90分にしてTVでやれよ!!絶対そっちの方が採算取れてるから!!
もちろん、、役者が豪華なんで、映画じゃないと金集めれなかったのかもしれないけど、わざわざ映画館まで行ってみる内容じゃない。
で、ふと気づく。
もしかして、クドカンの映画って映画館で見れるようなもんじゃない?

たぶん、これ正解だと思う。
たしかに面白い。笑える。バカで爆笑。もちろん映画館で一番笑ってるのは俺(笑)
でも、それは映画的な面白さではない。
もちろん、それがいいっていう人もいるだろうし、それを否定する気は無い。だけど、せっかくの面白さを損ねている気はする。
たとえば、バンブーボーイズが喧嘩するシーン。
もっと早くカット切り替えてもいいのに、なかなか変わらない。
もちろん、その喧嘩シーン自体は面白くあるんだけど、その面白さは役者に頼った面白さであって、極めて演劇的。
たとえば、アメリカチームとのラクロス。
なんだかんだでも素人仕事だから、ダレるダレる。気を遣ってるのはわかるけど、こっちは展開の先が読めるから、早く行けよ!って気になる。
これが、狭い舞台の上なら、最初から時間が短く制限されているなら、構成だって変わるのだろうけど、そうじゃない。
どうも、クドカンは制限が厳しくないとアラが出る。
一番最悪だったのがED。
これがドラマならいい。演劇ならいい。青春物であるから許されてもいい。そう思う人もいるだろうけど、実際見てみると最悪

終わりよければすべてよし。
すべてがそうだとはさすがに俺も思わないけど、でも、終わらせるためだけにそんな枠に収めてくれなくてもいい。
それまでの過程が不条理なんだから、あえて枠に収めるって発想もあるけど、少なくとも俺はそれを求めてない。
どうせだったらもっとハチャメチャに終われよ!
クドカンに物足りなさを感じるのはいつもそこ。

にしても、オッサンいい役者揃えたなぁ。画面が締まるもの。


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