「
EXIT THROUGH THE GIFT SHOP」見てきました。☆3つ。
映画としては単純につまらないというか、ダメな人がダメな理由で金持ちになっても面白がれんのですよ。
だから、興味の関心としては、俺もステッカ貼って歩こうかなぁ。
とか、そゆ
病んだ面白がりになる。FedEx Kinko'sでプリントしてんだ!とか。
もちろん、映画というか、主題は明確で、こっちまで見てて、普段キャッキャ言ってるものを、とくにフェス界隈に出てくるポップアートを、無批判に肯定すると同じ穴というか、無価値なモノもループされ過ぎれば価値を持つっていう真理をある意味証明していて、日本芸術がもともと持ってる量産性とか、村上隆とかを思って、アートに対する意識みたいなことを考えたのでした。
いとうせいこうが言ってるように、この映画はサンプリング映画であるのだけれど、その上での価値観への問いかけが半端なく、返す返すも、映画としてはつまらないのが惜しいなぁと。
その観念さえば、どうなの?と、問いかけてくる感じで、実はこっそり、この映画はドキュメンタリ風なだけで、Mr. Brainwashさえ創作なんじゃないかと思ってんだけど・・・