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作品名記述者記述日
映画:フィッシュマンズ唸るバクテリア2021/08/06★★★★

本文中のリンク先には、アフィリエイトを含むことがあります。ほぼお金になってないですけど。

佐藤伸治死後に知ったエセファン(自嘲)だし、172分は長ぇよ!思ったけど、バルト9に「I'M FISH」T着てった「映画:フィッシュマンズ
ちなみに、当日料金2500円でパンフが2000円。
あわせて4500円でボるなぁ思ったけど、ライヴだと思えば定価か?
しかも、パンフがLPサイズで鞄に入らなかった。ぴえん。
https://rsr-semi-express.tumblr.com/post/656391921464492032/%E6%99%AE%E6%AE%B5%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%81%A7%E3%81%AB%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E8%A2%8B%E7%84%A1%E3%81%97%E3%81%A7%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E4%BB%95%E6%A7%98%E3%81%A7%E6%8A%98%E3%82%8A%E6%9B%B2%E3%81%92%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88
なお、クラウドファンディングは知ってたけど参加してないです。
はてさて、映画としてはちょっと歪というか、フィッシュマンズというバンドを踏まえていれば仕方がないか。
情状酌量の余地があるのだけど、これはフィッシュマンズの映画ではなくてタバコと佐藤伸治の映画ですよね。
(レヴュ書いてないけど見た)Apple TV限定「Beastie Boys Story」が相当にアダム・ヤウクの映画であるの以上に、佐藤伸治の映画。
なので、残念ながら恐ろしいぐらいに終わりどころを見失ってしまっているし、「THE LONG SEASON REVUE」に比べて、佐藤伸治の不在がより浮き彫りになってしまう。
パンフで川村ケンスケが見事に説明しているけれど、「THE LONG SEASON REVUE」で川村ケンスケは佐藤伸治の不在を認めることはできなかったのだし、本編の監督手嶋悠貴がほぼ俺と同い歳(鈴木涼美の同級生)で、かつ俺と同様に佐藤伸治亡き後フィッシュマンズに出会った人だからこうなる映画なのだ。
奇しくもUAがコメントしているとおり、ドキュメンタリーなのだ。音楽映画ではない。
本来一人称で語るべき人がいない映画だから、どうしたって外部からの一方的な語りになる。
欣ちゃんでも譲さん、小嶋謙介であっても植田亜希子でもだ。
しかし、フィッシュマンズというバンドは、佐藤伸治が亡くなった時点で、そうなる運命なのだ。
繰り返し言うけど、これは仕方がない。
なので、隣で見ていたおねぇーさんは泣いたし、俺も泣きそうにはなったし、劇中、終盤、幸か不幸かずっと雨が降っているけど、茂木欣一が泣かなかったことで、辛うじてフィッシュマンズの映画として保たれた感はある。
アレで欣ちゃん泣いてたら、フィッシュマンズの映画としてはアウトだよ。
慎重に、慎重に佐藤伸治の死因に言及することを避けてるけど、佐藤伸治の映画と名乗るべきだった。
杖を抱えたこだま和文だけが、今もタバコを吸っていたのに対し、ぷっくり巨漢なった柏原譲までがタバコを吸わないフィッシュマンズ。
しかし、映像の中の佐藤伸治はこれでもかとタバコを吹かす。
未だにイマヤスもタバコ吸ってたハズだけど、ヴォーカリストがタバコを吸うのだけは、本当に勿体ないから止めて欲しい。
それはともかく、もちろん、最後には現在進行形のフィッシュマンズがライヴしている映像が流れたことで、フィッシュマンズの映画たらんとしているのだけど、郁子ちゃんはセンタマイクの前にいない。
図らずも、もしかしたらライヴとしての演出かもしれない(パンフで確認したら明確な「意図」だった)し、欣ちゃんがメインヴォーカルだからかもしれないけど、そこには佐藤伸治の不在が浮かび上がる。
あのライヴ、平日だったからパスしたんだよなぁ・・・
歴史に忠実だし、小嶋さんの発言なんかはフィッシュマンズ評として貴重な資料でもあるのだけど、繰り返しになるけど「フィッシュマンズ」の映画としてこれで良かったのかは疑問。
せっかく資料があったのなら、もうちょっと佐藤伸治の喋っている映像が欲しかったと思う。
そうでなければ、そうでなければ・・・
ただ、古くからのフィッシュマンズファンの友人が、この映画見てフィッシュマンズを聴けるようになった言ってたので、この不在は、ある種の追悼としては正しいのかもしれない。

ってところまでは映画評としての体裁で、まぁ、一番ビックリしたのはYO-KINGが佐藤伸治の幼馴染みってことですよ!
なんでYO-KINGがエントリされてるんだベ?思ってたんだけど、そういうことか。なるほど、納得。知らんかった。
つか、やはり、世の中は変に狭い。才能の周りには才能が必ずいる。
俺の周りにいないのは、そういう運命だったのか、それとも俺が才能を発揮すれば、みんな輝き出すのか?
そして、貴重なテレビ出演映像ですね。
とくに、今となっては伝説の番組「夕陽のドラゴン」で若かりし頃のユースケ・サンタマリアとトータス松本!
まさか、こんなところで見れるなんてビックリ。
んで、浅田さん a.k.a BONNIE PINK。
あと知らなかったのは、「LONG SEASON」のジャケが奥多摩撮影だってのと、佐藤伸治の幼い頃の写真と音楽葬の映像。
そして、欣ちゃんがHONZIが亡くなって、「フィッシュマンズの新曲を諦めた」って言った(パンフで新曲やれとUAたんに煽られてたけど)のと、妻の存在を口に出したこと。
んでさ、ライヴの映像だとみんなカッコいいのに、なんでインタヴュだとオッサン感出るんだろうね(笑)
俺より若いだろう子が何人か劇場内にもいて、俺よりリアタイで見ていただろう、それこそ野音にいたり、音楽葬にいたはずの人と一緒に見るフィッシュマンズ。
映画館であればこそ。
一人でだけど、帰って、「男たちの別れ」のDVDを見返さねばと思ったし、見返した。

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