実は平成ガメラを真面目に見るのはこれが初めて。
「レギオン襲来」は、なんとなくでフルで見た記憶はあるのだけど・・・
それはともかく、日替わり直後の発売で、５分遅れにサイト開いたら、もうめぼしいとこは埋まっていた密な劇場。
ヲタクも結局こういうところには集まるので、スポヲタや音楽ヲタを不用意に貶すのはよくない。ホント。
なお、丸の内ピカデリーはシャンテのそばだと思い込んでいて、最初日比谷に出て、予約のメール確認したら違うことに気付き、丸の内ピカデリー検索して、マップ頼りに行ってみたら、ドルビーシネマは館が違うってことで、見事に二回間違える失態。
受付のおねぇーさん、さすが間違え対応慣れしてらっしゃる。
かなり焦ったけど、予告編のあとにドルビーシネマアピールタイム入ってたので、本編はじまる前に間に合いました。ありがとうございます。
新宿ピカデリーで松竹使いまくってるので、革張りシートにも割引聞くのも良いね!!
閑話休題。
隣のオッサンが舌打ちするは、眠そうだわで、わざわざ見に来んなよ！思った本編だけど、1995年ってこんなモッサリしてたっけ？っていう、なんだかジェネレーションギャップが凄かった。
まるで、俺はあの時代を生きていなかったかのようだ。
とっくに14歳だぞ。1995年。
エヴァもあって、オウムも阪神大震災もあった1995年。隔世の感。
中山忍の大根芝居とか、言うても藤谷文子が可愛い！とかはありますけど、さすが4KHDRで、青が超パキッとしてたのがビックリです。
まだフィルム収録のハズなんで、色味は全然良かった。
ニュアンスがしっかりハッキリくっきり。
やはりその集大成たるは、怪獣映画史に残るギャオスの東京タワーな夕暮れ。
ちょっと、あまりの神々しさに背筋が震えました。
空虹さんの影響で、あまり使いたくないフレーズではあるんだけど、美しい。
マジックアワーの美しさが全開ですよ。
あとは、HDR効果で逆に合成のチャチな部分が目立ってしまうのであります。とくにガメラとギャオスの離陸ショットとか。
まぁ、それも含めて、1995年ではあるのだけれど。
上映時間が95分と短いこともあって、テンポが良いのはプラス。
戦闘シーンがどうしても論理的でないのは怪獣の仕業だし仕方ない（笑）
にしたって、今じゃすっかり開けなくなってしまった福岡ドームの開閉モードは映像資産でもあるので、映画にした甲斐があったってもんですよ。まったく。
ガメラ30周年記念のおかげで制作されたため、他の欲がなく、純粋怪獣映画（環境問題云々は怪獣映画の重要要素です）になってるなぁと。
思わず帰りに散歩して、東京タワーを見に行きました。
