雑感・レヴュ集 メタセコイア
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作品名記述者記述日
ゴジラvsコング唸るバクテリア2021/07/30★★★★

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IMAX3Dで見る気力は湧かず、じゃあ、ドルビーアトモスにするかというと、そこまで頑張る気もしないので、普通な新宿ピカデリーの割引鑑賞。
ガチペドフィリアなコングオジサンのトンデモ道中記、間違えた「ゴジラvsコング」見ました。
ん?ジア役のケイリー・ホトルはググっても全然情報出てこないんだが、パンフ見ると「13歳で演技に目覚め」書いてるから、ペドじゃないのか!じゃあ、ロリコンコングだ!!(待て)
それはともかく、もう、俺はなにを見ているのかと。
だって、オープニングから「コングオジサンのモーニングルーティン」だぜ。ひゃー!
杜撰で行き当たりばったりもいいとこなシナリオに腹抱えて笑ったのだけど、これぞツッコんだら負けというか、格闘シーンさえ面白ければ、あとはオマケですよ。エラい人にはそれがわからんのですよ!!
怪獣映画の大原則は、誰がなんと言おうと、面白い怪獣プロレスにあるんですよ!!!
って、意味では大正解な映画にはなってるんじゃなかろうかと。
シナリオは杜撰で酷いけど(2回目
王の証がゴジラの背びれって、ある種の共生関係なわけで、もちろん、勝利の証ではあるんだろうけども、あの空間の虚しさったらないよね。誰も王を讃えないわけですよ。
凄い荘厳な曲かけて誤魔化してたけど、実際速攻でアホ面した鶏みたいのに襲われたじゃないですか。
タイトルに「キング」入ってないのから、ある意味間違ってはいないのだけど、終わりのゴジラパイセンが格好つけて海に帰ったのを見るにつけ、なんだかコングオジサンが冴えない自営業な自称社長みたいに見えて、切ないの切なくないの切ないの。
ある種のエクスペンダブルズ感すら見受けられたり。
まぁ、ストーリーの杜撰さはそれどころではないのだけど(3回目)
小栗君の狂った感じな芝居は良かったですが、如何せん次は無さそうなのが残念。
日本の映画でアレぐらいの気○いを演出できる監督にいてもらいたいが・・・山田孝之なら出来るハズなんだが・・・
それはそうと、芹沢息子としてあのザマは、あまりに親を裏切りすぎてる印象。
パンフ見ると、だいぶバックストーリィ省いたみたいだけど・・・って、えっ?あれオマージュだったの???その目配せは誰得なんだ・・・
「カズナリ」って、どこのシングルモルトだよ!思ったけど、そこもか・・・(ウィスキーガチ勢)
しかして、冒頭で述べてるとおり、ヒロインのジアは良かったですね。
パンフの表記が「アメリカ手話が母語」ってのも素敵。
そりゃガチロリなコングオジサンはメロメロになりますよ。みんな目覚めてしまえ!(言い方)
結局のところ、中国資本が入ったレジェンダリー的に、中国を破壊してはならないけど、中国を舞台にせねばならないという、極めて矛盾した命題を解決する場所は、実効支配が完了した香港を舞台にするってことですよね。
ある種、限りなく憂鬱な絶望。
その意味において、U・Bの思想的にはあの破壊を喜んではいけない気がするのだけど、でも、まぁ、あそこまでニョキニョキとトンチキなビルは建ってなかった気がするので、パンフにもジャングル意識した書いてたし、アレは香港であって香港ではないのだ。
香港で印象的なビルはちゃんとあったけども、写真見返してもあそこまでネオンカラー全開ではなかったし、ちょっとした「俺たちの見たい香港幻想」(つまり、中国資本にも香港幻想はまだ残ってるってことでもあるんだけど)なので、香港民主派側だけど、あの破壊はセーフってことにさせてください。ごめん。
にしてもなぁ・・・いかにもCG然とした戦闘機や艦船、あまつさえ波とか、もう、照れもなにもない潔さ。
家族がいるかもしれないって言われて地下潜ったのに、いなかった嘘は許容するんだな。コング。優しいなぁ。
つか、「家族」概念知ってたのか・・・
あと、予告編ではずっと隠されてたメカゴジラは、トランスフォーマーかターミネーターみたいだったんで、
できれば変形して欲しかった・・・
しかも、上映開始後わりとサクッと公表するし・・・
あそこまで杜撰なシナリオだったら、それぐらい織り込めたろうに・・・(4回目)
もちろん、こんだけ長文レポ書いてるんだから、映画は超楽しんだのだけど。

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