作品名 | 記述者 | 記述日 | 星 |
ホテル・ルワンダ | 唸るバクテリア | 2006/07/09 | ★★★★★ |
本文中のリンク先には、アフィリエイトを含むことがあります。ほぼお金になってないですけど。
悲劇的にアフリカを、ルワンダを唄うのではなく、素直に、あけすけにルワンダを唄う「MILLION VOICES」。
おそらくそうでなければ、ルワンダで行われた虐殺が、宗主国の傲慢によって引き起こされる各種内乱が、本当に架空のTVの向こうの現実になってしまうのだ。
地続きの現実として扱うには、悲劇としてではなく、多少シニカルでも僕と同じであるかのように振る舞わねばならない。
広大な想像力も、きっかけがなければただ広いだけだもの。
死を望むのはとても近代的な欲求なのだ。
ちょっと凹んでたあとだったから、余計にそんなことを思った。
僕があの時ルワンダにいたら、なにをしていただろう?なにができただろう?
あっさり殺されてるとは思うのだけど、今の僕が時々死を望むように死ねはしないだろうから、きっと、死の直前まで「死にたくない」と叫んでるんじゃないかなぁ。
広告