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洋画

作品名記述者記述日
ハスラー唸るバクテリア2022/12/08★★★

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タイミングがあったので、テアトル・クラシックス ACT.2 名優ポール・ニューマン特集の「ハスラー」見ました。
劇場で白黒映画を見るのは、初代ゴジラのデジタルリマスタ見て以来
幸か不幸か、コロナ禍なおかげで、この手の映画が劇場で見れるのは嬉しいところ。
今回も、フィルムはリマスタと覚しき秀麗さだし、なにより音が良い
しかして、内容自体は酒カス屑男ことエディ as ポール・ニューマンが、アレな酒カスの女ことサラ as パイパー・ローリーに食い込んで、DV振りかざしまくり、最終的に女を守ることすらできず、事実上見殺しにしたクセに「愛してた」ホザいで、好きな女が死んだから強くなったとかホザいたわけだから、最低と言わざるを得ない。酷い。
これが名作なんだから、20世紀酷い。ビバ!男尊女卑
冷静に考えて、胸糞悪いストーリーなのだが、これを胸熱的に持ち上げられる町山さん凄いな。
せっかく来場者特典でポストカードもらったけど、なんだかです。
なので、ストーリーは追わなくても良い気がするのだけど、ヒールのファッツ as ジャッキー・グリーソンがデブなのにカッコいいのが救い。
しかして、むしろカット割りが凄い。
何気にワンカット多用だし、結構斬新なカットが出てくる。
奥にずっとエディを置きっぱなしにしといて、サラをフレームインさせてくるとか、構図の隠喩感がお見事。映画が巧いって、こういうこと言うのかなと。
にしても、浴びるようにJ.T.S.ブラウン呑み過ぎ問題なのだけど、むしろ、そんなにまでして、君たち煙草吸いたいかね
最初はてっきり、エディとチャーリー as マイロン・マコーミックのBL話になるのかしら?と思ったのは秘密だ。

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