雑感・レヴュ集
メタセコイア
音楽
ミュージシャン | ライヴ名 | 会場 | 記述者 | 記述日 |
After Party | I&I MEETING 04 special | ZEPP SAPPORO | 良田 | 2004/12/12 |
本文中のリンク先には、アフィリエイトを含むことがあります。ほぼお金になってないですけど。
I&I MEETING 04 special(ZEPP SAPPORO 12/5)
はっきり言って3000円(正確には3500円)でこのメンツはお得極まりないのにそんなに興味ねえかなあ。
というわけで、2〜3人誘ってみたが誰も引っかからず、結局単独参戦。
しかし雪がひどいってのに何も15分以上も開場押さなくてもいいじゃん(泣)
そんなこんなでしょっぱなから押しまくりで開演は約20分押し。
18:20 勝手にしやがれ
トップバッターは、約4ヶ月ぶりの粋な男七人衆。
またもやホーン隊全員後ろ向きから入って一斉にこちらを振り向く。
この4ヶ月で散々聞いた「Melancholic Decadance Pierrot」「Shot Gun」から。
特に「Shot Gun」出だしのトロンボーンは近くで見ると実にカッコいい。
そしてソロが入るたびに歓声。
しかしテナーサックスの田浦、近くで見ると宮史郎みたいな顔だな。
RSRで聞けなかった「ブコウスキーの夢」も渋くてよい。
そして「新曲やります」といって披露された「ラグタイム」。
ボーカル入りでなかなかカッコイイ。
後から知ったが、何かのアニメの主題歌になるらしい。
こいつらがアニメ主題歌かあ・・・
少なくともゴールデンにやるようなやつじゃないだろう。U・B注 「ギャラリーフェイク」だっけ?テレ東の深夜枠です)
とにかく糞LGCDも消えたことですし、買う気満々です。
終盤にはおなじみ「ロミオ」から「Z28」
そして「円軌道の外」でシメ。
この曲、各メンバーがソロパートあるからシメにピッタリなんだが何と言ってもタイトルがカッコイイと思うわけ。
意味はよくわからんが。
ラストはドラム武藤の大ジャンプで終了。いやあ満足満足。
唯一後悔したのは、始まる前にビール一杯ひっかけただけなのに演ってる最中猛烈にトイレに行きたかったこと(汗)
19:25 THE ZOOT16
サウンドチェックから、おもちゃの光線銃みたいな
「バババババ」「ピロロロロロ」という音が大音量で響く。
そしたらいつの間にかメンバー登場してて俊美が「こんばんは」とご挨拶。
曲中もあの「ピロロロロ」が鳴り響いてるんだが、正直いらんと思ってしまった。(U・B注 RSRでもそんな感じだったよん)
新作からは「Right Out!」、1stからは「Over Drive」「Red Motel」などを披露し、俊美の声もなかなかいいんだが、CDで聞く方がいいかもなあ、と思った気がしないでもない。
何より観客のノリがやたら悪い。
さっきのテンションはどこ行った、あんたら?
大丈夫かな〜と思っていると、俊美が
「 ちょっと弦が2本切れたんで・・・代えます 」
おいおい(汗)
スタッフ大急ぎで裏行ったけど、代え用意してねえのか?
その間俊美が喋りでつなぐ。
「 ZOOT16、北海道は2回目です。
ソウルセットでは何回も来てるんですけど・・・
来年のライジングサンは、ソウルセットで来れたらいいなあと 」
よっしゃ!俊美はソウルセットで来る気あり。
あとはビッケと川辺と、山本次第だな。
なかなかギターは来ない。
そして俊美がギター来るまでDJで楽しんでて、みたいなこと言った途端にギターが来るこの間の悪さ。
「 ギター借りました 」赤のグレッチ?かなあ。
やっぱ誰かから借りたか。といっても今日の出演者の中でギタリストは2人しかいねえ。なんちゅー編成だ。
んでやっと始まるかと思ったら、いきなり出だし間違える(滝汗)
ここまで見ると散々だったと思うかもしれんが、そっからがよかったのだ。
雨降って何とやら、ではないが「Comes Love」から客のノリも上々に。
そして「Na-O-Su-Yo」から締めの「Dirty Huggy」まで俊美のボーカル全開。
いい感じに終わったのでした。
しかし俊美って、近くで見ると結構老け(略)
さて、合間にはDJが入るわけです。
さすがにぶっ続けで踊る体力はないのでボケーっと聞いてました。
RUN DMC「Walk This Way」
PRIMAL SCREAM「ROCKS」
THE STROKES「LAST NITE」など
俺でもわかる曲が多いのでなかなか楽しめる。
20:20 Radio Caroline
さてさて、2003年見た時は眠くてほとんど覚えてないレディキャロ。
今回は予習もバッチリ、どんと来い。
1曲目「Dead Groovy Action」
ウエノが髪型、というか髪質変わったような・・・。
そしてバキッと髪をセットしてきたMr.SHEENもといクスベシンヤ。
本家ニートビーツが「サイドバックな髪」じゃなくなったのに脱退した彼が髪型維持してるのが何とも。
そしてパッチ。
この45分の間に何回ステージ横断したことか。
んで何回もウエノの方のマイクで歌おうとするからウエノはパッチの方のマイク行くんだが、いつコードに引っかかってコケるかヒヤヒヤもんですよ。
そして喋るんだが、音でかいし声ガラガラだし何言ってるかさっぱりわからん(苦笑)
そんな風に適度に突っ込み所を提供しつつもライブの方はさすがの一言。
クスベもボーカルをとる「Sunset Blues」もカッコイイ。
「Tengoku Rock」ではパッチが手拍子を煽る。
しかし冷静に聞くとすげえ歌詞だ、この曲。
「堕ちて八つ裂きロック」だもんなあ。何とわかりやすい。
新曲?もちょこちょこ入れつつ
締めは高速ナンバー「Girl,Give Me Love」
ていうかパッチ、弦2本切れてんだけど(苦笑)
しかしそんなのお構い無しに暴れ倒す。
何回マイクスタンド倒したことか。
しまいにゃ弦1本引きちぎって裏に投げたからね。
ラストはクスベがスティック投げて、それが俺の前方1mほどの姉ちゃん方の手元に。
チキショー、惜しかった。
21:25 髭楽団
俺の中では目当て1・2は終わった感じだったので中入るまでテンションそうでもなかったんだが、どうですか、この客の盛り上がりっぷり。やっぱ地元だからか?
とにかくボーカルが縦横無尽に暴れまくる。
この空気の中にいたらそりゃあ踊りたくなるって。
「逃亡」など、知ってる曲もやってくれたんでありがたい。
MCで初めて知ったが、ラジオもやってんのね。
知ってる客はかなり少なかったが(笑)。ボーカルも苦笑い。
んで曲中もあれ?と思ったことだが、髭楽団て9人じゃなかったっけ?ということ。
何でもリーダーが腰を痛めて入院中らしい。あらら。
しかしこれまでの3組が割と無口だったせいかMCがやたら元気よく聞こえる。
「フリフリ69'-95'」「君に逢いに行くまでの唄」をはさんで、またMC。
そうか、この「I&I MEETING」ってやっぱ髭楽団のこの曲から取ったのか。
「I」と「I」のコミュニケーション。
俺は聞いてないが、今年のRSRでもLOST IN TIMEの海北やイースタン吉野さんが似たようなこと言ってたらしい。
そんな締めの曲「I&I」
本日最大の盛り上がりを見せて終了。
最後は本日初のアンコールの声が上がるほど(出てこなかったけど)
道産子強し。
この時間帯になると客のテンションもアゲアゲでDJタイムにも踊りまくり。
いや、俺は後ろで座ってたけど。
やっぱり髭とBBBBの辺りには踊れる曲満載。知ってる曲はスカパラ「A Quick Drunkerd」「ルパン3世'78」
Specials「Little Bitch」など。
22:25 BLACK BOTTOM BRASS BAND
RSRで見た友人がすごい良かったと言うもんでどんなもんかと思って観戦。
すると皆が右側、あさっての方向向いて歓声上げてる。
何だあと思ってたら・・・
マーチングキターーーーーーーーーーーーーー!!
客の入口から入って来ましたよ!
しかも俺の目の前通り過ぎてきましたよ!!
触ろうと思えば触れましたよ!!!
客席を蛇行しつつステージへ向かうメンバー。
もうそっからは大盛り上がり。
1曲目「ホッチリホーンズ」終わるとMC。
「 もう何回も言わされてると思うけども・・・ 」
これはスペシャで見たアレか?
そうです。ワッショイ・ワッショイ・ワッショイ・ワッショイ。
「ワッショイ★ブギ」
帰り混むと思ってロッカーから荷物持ってきて片手が塞がっている俺もとりあえずワッショイ。
しかしカッコイイな、この7人の並び。
続いて「BBセカンドライン」
そのうちスネア担当の彼がセンターに来てボーカルを。
しっとりナンバーも挟みつつ、気づいたらもうラスト。
客からは「え〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
「 いやいや、そう言わんと」となだめ、手拍子指導。
ジャッ・ジャッ・ジャッ、ジャッジャッのリズム(専門用語あるのかもしれんが俺は分からぬ)
前半を女、後半を男に叩かせる。
よく聞こえなかったんで俺は前半も叩いてしまったのは秘密。
さらにそこに合いの手入れようという流れになるが、それを客に聞くわけよ。
「 何かええ言葉ないかなあ?・・・え、何?シャケ? 」
一同苦笑。
北海道だからってか?
「 イベントの締めにシャケっちゅうのも、何か締まらんな(笑) 」
そしてまた聞くわけだが
「 何か締まるやつない?・・・え?ウニ?クマ? 」
お前ら、大阪にバカ話持って帰らせる気か?
とうとうリーダー(トロンボーン)に何かありませんか?と聞くがリーダーも出てこない。
そん時誰かが言ったらしい。
「 え?アイ?アイ、ええな!丁度このイベントのI&I MEETINGで 」
そんなわけでジャッ・ジャッ・ジャッ、ジャッジャッ・アイ!のコールの中ラスト「Go To The Bayou」で大盛り上がりで終了、と思ったら
「 最後、髭楽団が来とるんで! 」
なんと髭楽団再登場。
ステージには総勢15人。すげえ。壮観だ。
最後は髭楽団ボーカルが客を煽りまくってパーティーは終了したのでした。
一番の収穫はBBBBですな。
ライブ見たあとCD聞くと印象変わるわ、ホント。
帰りの大雪も苦にならない、有意義な5時間でございました。