「
ジョーカー」見ました。
いつも取ってる席がカップルとおぼしき取られ方してて、一瞬違う回にしようかと思ったけど、グルグル悩んだ末に、結局、わかっててカップルとおぼしき隣を取るという暴挙。
と思ったら、隣はカップルじゃなくてオッサン2匹だった!
しかも、逆隣のおばちゃんがマグをドリンクホルダーにぶっさすヤバい人だった。
怖い!
さらに、上映中一度もマグに手を付けなかった!!
怖すぎる!!
それはさてより、そうだ。俺、
破滅欲が強い人だったんだ!思い出した!
って感じの映画でした。
新宿の歩行者天国でマシンガン乱射したいし、
例えば週末の都内某副都心
スクランブル交差点のド真ん中に立ち尽くしては
ごったがえす東京共をマシンガンで皆殺しにする
‥‥そんなクソみたいな空想にふけっていた
あの頃の私は もういないんだ
(from「東京マシンガン」野狐禅)
刃物振り回すだけの衝動殺人には怒りを感じる、頭のおかしな人だったわ。
日本刀ですら殺せるのは2・3人でしかないんだから思索が甘すぎる(いい加減に)
ともかくもう、
ホアキン・フェニックス最高!
アカデミー主演男優持ってけ。
頭のおかしな人がさ、
普通の人のフリするのはやっぱり無理なんですよ。
そうだよ。無理しすぎだよ。俺。
だって疲れたら変なポーズとかダンスとか踊らないと、
やってられないでしょ?日常。
ただ如何せん、あんな階段で見事に踊れる自信が無い。
アレだけでもう痺れる。
図らずもジョーカーがヒーローになってしまったわけだけれど、殺された人間が、いちいち
屑なのだからヒーローたり得るだろうし、最後、パトカーに立ち上がったのは、キリストの復活だよね。
ジョーカーのギャグがいちいちつまらないのとかも最高。
ロバート・デ・ニーロの腹が立つ偉い人感とかもね。いちいち細部が良くできているなぁと。
個人的趣味で言うと、エンドロールはルイ・アームストロングの「What a Wonderful World」が良かったんだけど、俺、文脈を理解してないだけなんだろうなぁ。
尖りが足りねぇ。俺、もっと尖らねば。尖らねば。