久々にイメージフォーラムまで行って「
彼らは生きていた」見ました。
どんだけお前ら紅茶好きだ!これだからエゲレスは!!!
って、映画でした。ありがとうございます。
煙草も大好きだったけども。
グロ注意というか、死体まみれなので、油断して見ちゃいけない映画なのだけど、しかし、重すぎず。
人は、どのように国家に欺されるか?と、集団圧力の怖さは、別に日本だけの話ではなく、イギリス人だって変わらないというお話。
そんなに男の子としての見栄を張りたいか?っていう。曲がりなりにも男の子だから、その気持ちがわからないというのは嘘だけど、そこまで男の子であることに価値があるとは思っていないというか、そもそも生きてることにそんな価値を見出していない人ではあるので、アレではあるんだけど。
帰ってきてみたら、みんな見事に手のひらを返して戦争反対になってるのが、リアリティだなぁ。
たしかに生存者バイアスはあるけど、たぶん、若い子たちが集まって1つのものに向かって頑張る的なことは、それこそ、青春の肖像なんだと思う。
それは善悪で判断することでは無い。
事実として、彼らの思春期が、たまたま戦争。しかも、グレートウォーと呼ばれた第一次大戦だったというだけ。巡り合わせだし、運の問題とすら言える。
たまたま、PJが映画監督になったから、おじーちゃんは自分の青春のようなものを映画にしてもらえた。適切な言葉では無いかもしれないけど、きっと、それは僥倖なのだ。
生き延びれて、子どもが映画監督で、白黒の記録映像をカラーにアップコンバートできるだけの資金力がある。
幸運は、死してなお生ずるのだ。それこそ、幸運。
にしたってさ、
戦争は厭だ。
戦争反対。