なんでこんなガラガラなのに、人の隣に来たんだオッサン!!!
と思いつつ見た「
華氏119」
そのあと、結構な混み合いになったんで、致し方ないとわかったんですけども。
まさか、
スルメ食べ始める馬鹿がいるとは思いもしなかった。恐るべき歌舞伎町。
それはともかく、恐ろしい映画で、これがノンフィクションだと思うと怖くて仕方がない。
だって、鉛で汚染された水が水道から出続ける中、生きなきゃいけない人たちがいるわけですよ。
21世紀のアメリカで。ミシガンで。フリントで。
きっと、福島の放射能汚染と同列に語る人たちがいて、「常に僕らは騙されている」と騒ぐ人たちが大量にいるだろうけど、単純に比較していい話ではない。けれど
隠蔽はそこに存在もしている。
なによりやっぱ一番怖いのは、こんな大きな事実を、俺は、この映画を見るまで知らなかったってこと。
それなりに高めのアンテナ掲げてるつもりだけど、
全然受信できやしない。これが現実だ。
怖い。
一次情報ですら検閲されてしまったら、なにも手に入らない。
それがとてつもなく怖い。
fitbitなんかに給与を略奪されそうになった教員がストライキしてるのに、
子どもがご飯食べられないからって食わせてたりするんですよ。
「SNSが育てた」と言う子どもたちは、しかし、SNSの世界で行動するだけじゃなく、ちゃんと現実で行動をする。
WIREDは
Gabに滅べと言うが、未だにこの映画について言及はしない。
何人たりとも、どんな正論であろうとも、言論の自由は守られなければならない。
その意味で、俺は、唸るバクテリアは、
なによりも自由を尊ぶ。
たぶん、きっと、中間選挙も、トランプが勝つんだろうなぁと推測する(実際は、引き分けみたいな結果)
残念ながら、お金が無いとご飯が食べられないのも事実だ。
権力を持ってしまった大人達に対して、行動を取るのは難しいけど、でも、諦めたらそこで試合終了なのだ。
現実なんて見るものか。
理想なんか掲げるか。
ちゃんと動け。
動け。
動かなければ。
そうそう、エマ・ゴンザレスの圧倒的なエモさで終わりたい気持ちはわかるんだけど、マイケル・ムーアがそれをするのか?とは、ちょっと思った。