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春日大社 千年の至宝唸るバクテリア2017/02/22

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老人を見てるのか、仏像見てるのか、神様見てるのか、わからなくなりつつあったけど、楽しかった「春日大社 千年の至宝」展。
今更だけど、日本刀の展示は、鞘を見るものであって、刀身はメインじゃないんだな。
結構な名刀見て来たハズなんだが、今回一番のカルチャショック。
とはいえ、兼光は滅茶苦茶美しくて、これで切られて死ぬなら悔いはないなぁとか。
あとはもう、こないだ廃仏棄釈を勘違いして発言してしまったので、神仏習合となにがどうだったか、学習しなおさねばと。
「第1章 神鹿の杜」という意図的な配置とはいえ、<font size=“5”>どんだけお前ら鹿好きよ!</font>
もちろん、そもそも武甕槌命が鹿に乗ってやってきたんだから仕方ないのだけど、鶏卵じゃないですが。正直な話。そんなのって。
鹿がいたから鹿をフィーチャしたんちゃうんかと。
あとまぁ、粗末な気づきとしては、能の金春流の春は、春日大社の春なのかなぁとか、神聖な矢って、なんか犬夜叉みたいだなぁとか、楽器は鳴らさないと価値が無いから、やっぱり、国宝の笙の音は聴いてみたいなぁとか。
まぁ楽しかったですよ。ジジババ多いのわかってて行ったし。
ちなみに、文殊菩薩騎獅像および侍者立像は問答無用にカッコいいので、曼荼羅見る度中二病が刺激される人は見といた方が良い。
にしても、御徹下された獅子と狛犬は、これからゆっくりと日本中を旅するんだろうか?
そして、狛犬に残ってた色を見て、コマサンはわりとリアルな配色なんだなぁと。

たで、帰りしな、平成館の常設展で銅鐸鳴らしたら、やっぱり楽器は鳴らしてなんぼだと、改めて思いました。
トーハク常設展は、国宝が素知らぬ顔で並んでるから、油断ならすぎる。
あと、いつの間にか本館に着いてたんだけど、横山大観の梅の襖が見事過ぎて、たとえレプリカでも、アレ飾るために家建てませんか?言われたら、謹んで35年ローン組んでしまいそうだなぁ・・・

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