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作品名記述者記述日
金の国 水の国唸るバクテリア2023/03/10★★★

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浜辺美波じゃねぇだろ。浜辺美波じゃ。と、予告編からずっと思ってた岩本ナオ原作「金の国 水の国」を、ちゃんと原作復習してから見ました。
実家にあると思って、正月帰った時に探したけど見つからず、正月帰りにiPadでマンガ読んでたら出てきてビックリしたのであった。
最近もう、電子で買ったのか紙で買ったのかわからなくなりつつある。老化。
映画はわりと原作をそのままなぞるんだけど、原作のウマくないとこまで原作通りにしちゃ駄目でしょ。まったく。
もちろん、マンガでわかりにくかったところが映像になってるので、リーダビリティは上がってんだけど、坪田文なのに脚色が思いの外、普通だったなぁ・・・
閑話休題。
ライララが、やはり良いのである。
如何にも岩本ナオなキャラクターではあるのだけど、映像にするとなお良い
しかも、声優が良い。うわっ!ライララだ!!誰?声優?思ったら、沢城みゆきでした。
まじか。なんだよこの人。芝居の引き出しが広すぎる
過去に何度か仰け反ってきたけど、改めて沢城みゆきが名優過ぎてグゥの音も出ない。恐ろしい人。
でさ、脇役陣が軒並み大物揃いなのだけど、その中で魅力を発揮している賀来賢人は腕のある役者になったなぁと。
これは株あがる。
でも、やはり、浜辺美波はアカンかった。やっぱりアカンかった・・・
役があっていないないのももちろんあるのだけど、芝居が駄目だよ。
すくなくとも、まだ声だけで勝負できる役者ではない。残念。

さて、物語自体は良い話なのです。
もちろん、上述の通り、筋が荒いというか、物語の下手なところが随所に見られる。ただ、良い話なのだ
違う。
優しい話なのだ。本質的に岩本ナオが優しい人だからこの物語を描けるのだ。
たとえば、本当に厳しい道を選ぶなら、お嬢さんを連れて戻ってから、設計図を取りに行くべきなのだ。どう考えてもそっちのが厳しい。マンガ読んでてもいたとこだったりする。
結構、言行不一致なのだ。
しかし、それはしない。
何故なら不可能だから。
優しいから、「不可能な道を選べ」とは言えない。あくまで、選ぶのは「難しい道」である。
わかるかなぁ。わかんねぇだろうなぁ。
けれど、このマンガどうしたってわかりにくいのだ。よく売れたなぁ。いちお、下手な漫画読みよりは俺、岩本ナオのファンよ。全刊買ってるし。
マッドハウス力というか、監督が仰ってるとおり、だいぶわかりやすくなってはいるのだけど、ただ、決定的なところでわかりやすくしすぎてるというか、駄目な日本映画みたいな演出をしてしまうので、ガクッと来てしまった。
せめて、あのラストで、もう一回タイトル出してくれたら、すこしはアがったのだけども・・・

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