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試合名記述者記述日
U-23キリンチャレンジ杯対韓国戦唸るバクテリア2004/02/22

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もうね、オヂサン断言しちゃうけど、今のA代表よりU代表の方が強いって(笑)
いや、GKだけはA代表に勝てないけど(卓人だしぃ〜)
閑話休題。
いまのU代表は2通りの攻撃パターンがあるのです。
解説の水沼さんも言ってましたが、それがつぶさに見られたのがこの試合。
前半は平山に当てて、こぼれたところを田中達也と山瀬で拾う。
後半は松井に集めて、真ん中からサイドに散らす。
もちろん、これらの攻撃パターンは共存できるはずなんだけど、何故か共存できない
これが今のU代表が抱える問題点。
何故か?それはMFの資質と監督の采配にある。
まずは前半。山瀬は司令塔というよりシャドウストライカとしての資質の方が強い。
だから平山がこぼしてくれればいくらでも飛び込めるんだけど、何故か平山が低い位置でボールをもらってしまう。
すると、前にスペースができるから田中達也にはいいかもしれないけど、そうすると前の枚数が足りない。
だから、点の入る気配はするけど、シュートに結びつかない。
加えて、右サイドが(U・Bの中では)攻撃的じゃない徳永と専門職ではない森崎浩二。
そのため、両サイドが時間経つほどに押し込まれちゃう。
闘莉王がなんも考えずラインだけは上げるからコンパクトで面白いんだけど、最前線が低いという、「そりゃ点入らんわ」的前半でした。
ちなみに、徳永が攻撃的じゃない証拠が、前半終盤右サイドから崩されまくってたとこ。
後半攻撃専門に等しい石川が出てくると、ほとんど崩されなくなったのは、それだけ石川がポジションを高く取り、韓国左サイドが下がったからですな。
後半は山瀬に替わって松井が入り、茂庭に替わって石川。
茂庭の位置には徳永が下がりました。
なお、茂庭は良かったと思います。ナイスヒール(褒め言葉)
松井は司令塔というか、こねくり回して変なことしたがり。
ようするにお子ちゃまなのです(笑)
そんな松井が入ったことで、今度は松井にボールが集まり、平山にはボールが集まらない。
変なことしたがりの松井は、局面を打破する能力だけは日本でトップクラスですから、あっさりと点を取っちゃうわけです。
だけど、山瀬と違って松井は上下の動きが劣ってるため、どんなに闘莉王が上がっても、MFとFWの間が開いてしまう。
そのため後半あんだけピンチに襲われたわけです。
で、ホントはボランチ話したいけど、結論。
松井はあくまでスーパサブではなかろうか?
上で理由は書いたけど、この2試合、松井が出ている試合は中盤ダレルっちゅうか押し込まれる。
運良く引き分けたり勝ったりしたけど、これがメダル掛かる試合だと負けてるゼと。
たしかに松井が入ることで局面変わって点が入る(入りそうになる)ことは事実だから、どうかラスト20分、もしくはラスト25分での起用を求めます。
それがダメなら、せめて平山1トップで松井&山瀬か松井&大久保。
ほとんど、ダブルボランチである理由と変わらないけど、そうしないとメダル取れないッス。
いずれにせよ、成岡や前田遼一の出番はトップ下にない(笑)

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